1955-07-14 第22回国会 衆議院 商工委員会 第42号
○記内政府委員 この法律が施行になりましてどういうふうな運用になって参りますか、これからの問題でございますが、われわれとしては幸いに通産大臣の管理のもとに一緒に仕事をいたしておりますので、個々の具体的な内容について、中小企業の面におもしろくない現象を生ずるというふうな場合におきましては、具体的な事案によってそれぞれの必要な申し出をして、適当な修正なり、場合によってはこれの不認可なり、適当に措置して参
○記内政府委員 この法律が施行になりましてどういうふうな運用になって参りますか、これからの問題でございますが、われわれとしては幸いに通産大臣の管理のもとに一緒に仕事をいたしておりますので、個々の具体的な内容について、中小企業の面におもしろくない現象を生ずるというふうな場合におきましては、具体的な事案によってそれぞれの必要な申し出をして、適当な修正なり、場合によってはこれの不認可なり、適当に措置して参
○記内政府委員 協定そのものが直ちに中小企業に非常な圧迫になり、不公平な扱いになるというふうには必ずしもわれわれは考えておらないのであります。その内容いかんによって、場合によってはあるいはそういう事態も起り得るかもしれません。しかしすべてがそういうふうになるというふうには考えておらないのであります。
○記内政府委員 協定の内容によっては、場合によったらそういう意味の協定が認可を申請される場合もあり得る、そういう場合においては、今言ったようにこれに対し適当な措置を講じてもらうように部内で調整をとって参りたいというふうに考えております。従って認可される、あるいは不認可になりました結果におきましては、そういうことのないようにむろん努力するつもりであります。
○記内政府委員 御承知の通り、組合には非常に多くの組合員を擁するものもございますが、原則としては比較的少い、中には五人、十人というような組合員のところもございますし、三十人から五十人くらいが大体の組合員ということになっておりまして、お互いに顔を知り合った仲で、こういういわゆる選挙によりましても、投票にまでよらなくともよいだろうという趨勢が相当多く出ておるわけであります。
○記内政府委員 われわれといたしましては、この機会をもちましてできるだけ今御指摘のような方向に進んで参りたいというふうに考えている次第でございます。
○記内政府委員 現行法におきましてはそれは違反行為に入っておりますが、現在までのところそれが問題になったということを耳にいたしておりません。
○記内政府委員 今まで二十九条の命令は、初めての適用でありますし、いろいろむずかしい条件等も考え合せましたので、若干日時を要したことを遺憾としておるわけでございますが、これも全体的な雰囲気と申しますか、空気と申しますか、この辺も考慮しなければならぬと思うのであります。
○記内政府委員 毛の方も、先ほど申し上げましたように、綿、スフあるいは絹、人絹織機と同様に、やはり近代化すべき部面がたくさんにあると思います。従いましてすでに業界自身におきましても、いろいろ更新計画を立てておるようでございます。
○記内政府委員 商工中金を利用しまして、商工中金自身の資金、一部におきましては中小企業金融公庫の資金を使っておる次第でございます。
○記内政府委員 御承知の通り、商工中金に対しましては現在二百十万円の政府出資、それから三億円余の優先出資がございます。そのほかに本年度の一般会計から十億円の出資をしたいということで、予算が衆議院の御可決を経ているわけでございます。
○記内政府委員 現在の定員が予算上きまっておりますのは二百六十人でございます。それに対しましてことしの予算で百十九名追加ということになりまして、合計三百七十九名というふうに相なっております。
○記内政府委員 具体的に隠岐島がそういうようになっているかどうか私詳しくは存じませんが、もともと国民金融公庫の建前で、十万二十万という零細な資金を貸しつけるということを原則にいたしておりまして、それ以上貸してはいけないということになっておりませんが、原則を実行している面があるのじゃないかというように考えられるわけであります。
○記内政府委員 中小企業金融公庫は目下直接貸しをいたしておりませんので、やはり地元の金融機関の力にたよる以外にないと思います。地元の金融機関がこれを代理店として扱うことになりますれば、もちろん中小企業金融公庫から金がそちらに参るわけであります。そういうわけでございますが、もしそういう事態に立ち至りませんければ、商工組合中央金庫等によりまして組合を通じて融資をするという道もあるわけでございます。
○記内政府委員 両建、歩積みの問題でありますが、われわれとしてはまことに遺憾に存ずるわけであります。ことに最近のように金利の引き下げということを相当強行するような格好で表面的にこの面の引き下げをやりましても、歩積み、両建の方が増加して参りますれば、せっかくの金利引き下げの政策もこれに反して参るのであります。
中小企業庁長官の記内政府委員から説明を聴取いたします。
○記内政府委員 われわれもぜひそのようにしたいと考えておつたのでありますが、出資決定の際のいきさつその他から見まして、なかなかそこまで話が参りませんので、配当は民間出資と同様の扱いに相なることかと思います。
○記内政府委員 参議院の予算委員会におきまして、大蔵省の方に要求がございました。そういうふうな資料をきのう提出したようでございます。
○記内政府委員 大体そういうふうな数字になっております。
○記内政府委員 最近の中小企業の現状並びに今後のわれわれの行政方針につきまして簡単に御説明申し上げたいと思います。 まず最初に最近の事情でございますが、御承知の通り昨年一年はいわゆるデフレ経済の政策が取り行われたのでございしまして、去年の今ごろは相当各方面に深刻な影響をもたらしたのでございます。繊維、雑貨等におきましては、去年の八月ごろからだいぶ調子が回復いたしまして落ちつきを取り戻しました。
○記内政府委員 初めに申しましたものにつきましては、大体町の月賦販売会社等の個人営業としていたしておるものが多いわけであります。
○記内政府委員 もちろんわれわれといたしまして、そういうふうな単にクーポン券の問題だけじゃございませんて、商店街を通じての——結局町の発展ということが小売商の発展ということにも結びついて参りますので、そういう面において商店街の発展というふうなことにもいろいろ手を尽しておりまするし、またお客の入りやすい、また感じのいい店にするというふうな意味合いにおきまして、臨店診断と申しまして、現実に店舗に参ってそこの
○記内政府委員 すでに現在におきましても、そういうようなものは事実上行われておりまして、あとは消費者がこれを便利として利用するかどうかという問題になってくるかと思います。従いまして、法律でもってこれをどうこうするまでもないのじゃないかと目下のところ考えておる次第でありまして、法律までは現在のところ考えておらない次第であります。
○記内政府委員 お手元に資料といたしまして今年の災害のあった地域がございますが、これが大きい被害があって、しかも報告のあった分でございます。このうちで相当被害高の張るものを大体指定するようにいたしたいというふうに考えておるわけであります。
○記内政府委員 私ども永井委員の御説をごもっともと考えておりまして、できるだけご質問の通りに措置して参りたいというふうに考えておる次第でございます。従いまして去年のように各省統一した基準でもって指定するということになりますと、この基準のきめ方のいかんによってはそういうふうな齟齬も来すおそれもございますので、その際には中小企業は特別の例外として別個の基準を設けてもらうということを考えたいと思います。
○記内政府委員 年末金融対策について御説明申し上げます。 まず第一に、かねて問題になっておりました政府の指定預託金の引揚げ延期の問題でございますが、十月分につきましては、災害地帯を除きまする都道府県におきまする信用金庫、相互銀行に対する預託金約四億五千万円は引揚げられましたが、その残り十一億円はそのまますえ置かれるということに相なります。
○記内政府委員 ただいまの問題でございますが、たとえば昨年末に車両の特需が年度の途中で打切りになりましていろいろ問題が生じましたが、そのときの契約では、いわゆる一台について幾ら、あるいは何人分、何時間働いた場合の仕事の量は幾らという、いわゆるワン・アワーの計算方式で注文がなされておりましたが、その場合に何台の注文を出すか、あるいはワン・アワーの注文を出すかというふうな約束はなかつたわけでございます。
○記内政府委員 兵器の特需は停滞ぎみじやないかというお話でございましたが、この特需を考えます際に、二つのことをわけて御理解を願いたいと思うのであります。一つは、現実の仕事は注文生産がどうなつておるかということでございまして、これが納まつてから金が入つて参るのでございます。
○記内政府委員 特需の重要なことは、今御指摘になりました通りでございまして、われわれといたしましては、こういう特需が方向として漸減して参るのは、ある程度やむを得ないかと存じますけれども、日本経済の上で特需がいかに重要かということをよく認識してもらいまして、できる限り日本においているくな形で、いわゆろ広義の特需によつて、ドルの収入がふえますよように、いろいろ折衝いたしておる次第であります。
○記内政府委員 ジヨンス・マンビルとしましては、ただいまも申し上げましたように、二、三年のうちに日米石綿会社が四億円の会社になりまして、その際におきましては、二七%の出資をするということが現在の案になつております。そのうちの約半分ばかりが現金で出資される。残りの分が一種の特許提供料として現物で特許権として出資するというかつこうになるように承知いたしております。
○記内政府委員 両社から価格の原価計算に相当するようなものを分析して出してもらつておるわけでありますが、結局両社いずれをとりましても、加工費におきましてはそう大差はない。問題は原料費の石綿の使用量、またはその使用いたします石綿の品種が長繊維であるか、短繊維であるかによつて、原価が違つて参るという判定をいたしておる次第であります。
○記内政府委員 在来のいわゆる粗悪品質のものにつきましては、若干輸出をしておりましたが、新しい製品と見るべきこの種の製品は、ついこの間一月から市販されたばかりであります。輸出の実績は、おそらくまだないかと存じております。
○記内政府委員 御指摘の通り合成繊維は今後ともわれわれとしては大いに増産して、国民にこれを消費していただくように、その必要によつて綿花、羊毛の輸入を削減するようにいたしたいと考えておるわけでございますが、現状におきましては、まだまだその増産態勢も整つておりません。
○記内政府委員 取引所の運営といたしましては、今のような点も一応考慮にはいたしたわけでありますが、これを禁止した場合にそれの及ぼす影響、それからまた取引仲買人に注文して参る者の資格等を一々調査することができるかどうかといういろいろデリケートな問題が伏在いたしておりますので、われわれといたしましてはもう少し慎重に研究させていただきたいというふうに考えておる次第であります。
○記内政府委員 会員の資格を有する者以外の者は、ここで売買することをさしとめたらどうかという御意見でございますが、日本の過去の歴史においても、また各国の例などを見ましても、そういう事例はないように承知いたしておるわけでございます。しかし御指摘のような点もございますので、この点については今後とくと研究いたしたいと考えておる次第であります。
○記内政府委員 取引所のほんとうの姿といたしましては、完全なる自由経済、自由取引の状態にあることが取引所の機能を最も完全に発揮し、また果せることは御指摘の通りであります。
○記内政府委員 われわれの一般的な考え方といたしましては、輸入商品が削減されて参りますと、この取引所というもののあるなしにかかわりませず、これに対する国内対策については十分検討いたさなければならないというふうに考えております。
○記内政府委員 政令案で指定すべく目下予定しておりますのは、売買取引の種類の変更と申しまして、銘柄別清算取引か、格付清算取引かというふうなことをどちらにするかという種類の変更の問題、それから売買取引の期限の変更と申しまして、現在主たる商品については大体六箇月先物まで売買できることに相なつておりますが、これを変更して、あるいは短縮し、あるいは伸長するというふうな場合に、認可制度にしたい。
○記内政府委員 これは私どもか強制するのではございませんで、業界の方でそういう要望がございました際に検討して、参るのを建前といたしております。従つて目下のところは業界の要望がそこまで高まつておりませんので、何とも申し上げかねる状態でございます。
○記内政府委員 そういうことはいたしておりません。
○記内政府委員 建前ではございません。
○記内政府委員 日平の建直しについては、われわれも非常に心配してるわけでありまして、適当な整理案が緊急に樹立できますれば、われわれとしても十分これに応援をいたして参りたいというふうに考えておる次第でございます。ただ御承知の通り、日平産業は、単に機銃弾だけやつておるわけではございません、いろいろな仕事をやつております。その部門あたりもよく再検討して行かなければならない。
○記内政府委員 今せつかくいろいろ奔走せられているようでありますし、われわれもその成果を期待して待つておるわけであります。
○記内政府委員 大体取引の経済範囲内の地域を指定することになつております。従いまして指定地以外にあります場合には、その運賃は売渡人が負担する、この指定地域内まで持つて来なければならないということになつております。もしそれで自分が運賃を負担するのがいやだということになりますれば、その現物を引渡さないで取引所において売りもどしをし、転売をいたしますと、その商品を引渡す義務は免れるわけでございます。
○記内政府委員 売買証拠金は大体一割を原則にいたしておりますが、これはそのときの商況、あるいは過当取引かどうかということの判定によりまして、これを二割に引上げたり、三割に引上げたり、場合によりましては全額の証拠金を納めなければ取引ができない。