2010-04-02 第174回国会 衆議院 外務委員会 第9号
新原さんはマニラに転電した電報を参考にされましたが、私は、そもそも電報四七四という訓令電報そのものをアメリカの文書館で調査をして、その上に基づいて書いております。
新原さんはマニラに転電した電報を参考にされましたが、私は、そもそも電報四七四という訓令電報そのものをアメリカの文書館で調査をして、その上に基づいて書いております。
○立木洋君 今、大臣も述べられましたように、もう完全に治安が回復した状況ではないというふうなことについては十分に押さえていたというわけですが、毎年のように訓令電報を出してレセプションを開くようにというふうにしておるという午前中のお話でした。
それで、戦後ずっとこのナショナルデーというのが毎年のように行われたのではなくて、先ほどの青木大使の答弁、つまり御自身の経験による答弁では三十六年前からやられたような発言をちょっと聞いたんですけれども、先ほども官房長が言われた外務省が毎年訓令電報を出して、ナショナルデーにレセプションを行うようにというふうな通知をし始めたのは戦後いつからでしょうか。
八七年の三月、我が党の調査団が入手しました米政府の解禁文書でも明らかになっていることですが、一九七七年、アメリカ政府によってこれは解禁されていますけれども、六六年二日二十四日にアメリカのラスク当時の国務長官からアメリカ大使館あてに打電された訓令電報、これには日本への核持ち込みに関する米国との秘密取り決めがあるということが明確にされています。
外務省は、アメリカがそう言っているからそう判断する以外にないとおっしゃるでしょうけれども、こういう状況で慎重に専門のスタッフが検討をし承認を与えて決裁した文書、そしてラスク国務長官からライシャワー駐日大使に送られているようなそういう訓令電報が不正確で無意味なような、そういうものになることがあり得ると本当にお思いですか。
問題は、極秘電報がラスク国務長官から、一九六六年でございますけれども、東京のアメリカ大使館ライシャワー駐日大使あてに送った訓令電報だという点なんです。
この訓令電報をお読みになればわかります。コスイギン提案を日本が受け入れたらアメリカの核政策が大きく損なわれる。そこで日本がそれを支持しないように働きかける。その主張を三点挙げて、日本政府の高いレベルに対する秘密接触を行うことについての適切さについて大使館の見解を求めたものなんです。
この秘密の極秘訓令電報に承認を与えたあなただから聞くというので問うたところ、「恐らく私が(国務省)日本部の求めにより、(国務省)政治・軍事問題担当部門を代表して電文を承認したということだ。」「これは私がみて承認を与えた電報だ。そのことを疑う理由はない。」こういうように述べているわけです。
それからこれは、最近ガラス張りの外交ということでオーストラリアの元外交官が本を出版をすると、その本の中に日本外交の機密は筒抜けであると、やはり日本の、いわゆる外務省から各大使館への訓令電報というものは全部読まれちゃって、こんなことでは日本の外交官に本当のことをしゃべれないと、そういうようなことを書いておるわけでありますが、これは彼らが勝手に言っておることでありますが、やはり手の内を見せたんではいかぬわけで
これはまあいろいろ詳細御説明があったようでありますけれども、在外公館の職員が安んじて皆さんの訓令、電報なら電報に接しても十分活動ができるような態勢に置かれてありますかどうか、私は残念ながらそうは見えない。