1984-04-19 第101回国会 参議院 運輸委員会 第5号
○桑名義治君 そこで、今回の割り増し運賃を導入するに当たりまして、いわゆる地方交通線と幹線とにまたがって乗車する場合、この場合に運賃計算キロというものを採用しているわけでございますが、これと擬制キロと言われるものとどういうふうに違うんですか。御説明願いたいと思います。
○桑名義治君 そこで、今回の割り増し運賃を導入するに当たりまして、いわゆる地方交通線と幹線とにまたがって乗車する場合、この場合に運賃計算キロというものを採用しているわけでございますが、これと擬制キロと言われるものとどういうふうに違うんですか。御説明願いたいと思います。
それからもう一つは、営業キロと、何らかの方法で計算キロというものをつくりまして、その両方を足していく、それで遠距離逓減制を考える。こんなようなことは、いま考えられる幾つかの方法だろうと思います。
特に、郵政省は、何回も言いますけれども、三木さんの表看板である不公正の是正という立場に立って、このいわゆる申請については、原価計算、キロ別にできぬというようなことであれば国民が納得できぬ。いまちょっと大臣はメモを読みながら御説明していたようだけれども、われわれがなるほどそうだ——D規格もそうでございますか、これは割引をそれほどしてないんだと。
また、四、五月の貨物輸送については、大宗の石炭が炭労ストの影響で大きく低下したが、一般雑貨は、最近の好況を反映して順調に伸び、総合実績では五百九十九万トンと、対前年度二%減程度で、全般的に減少の傾向はなく、また輸送機関別の輸送分野にも特に変更は認められず、収入面においては、運賃改定と運賃計算キロ程の変更の分がそのまま反映して、対前年度一八%の増収となっているとのことでありました。
○説明員(岡本悟君) 仰せの通り特に遠距離のものにつきましては、先ほども経済局長からお話しがございましたように、遠距離逓減の率を若干是正をいたしましたのと、それからもう一つは運賃計算キロ程というものは御承知のように最短経路で計算するということに相なっておりまするが、これを一部実際運送いたしておりますところの経路によって計算するというふうに変えましたので、そういうふうな値上がり率の一五%をこえるものが
これもやはり運賃計算キロ程の逆の短編キロ程でございます。そういう意味では、たとえば貨物の運賃キロ程を最短距離にしているということも、その一つの例でございます。
御承知の通り運賃計算のキロ程をたとえば五倍にいたしましても、遠距離逓減の関係と、それから基礎賃率の関係がございますので、実際の支払い運賃は、具体的に申し上げますと、たとえば指宿線では、運賃計算キロ程は一・六倍になっておりますが、旅客の実際負担は二割増、これは御承知の通り発着費が入っておりますから、計算キロ程の伸びた分だけ運賃が伸びるというわけではございません。
ですから、元来そういうようなシステムで組み立っております等級制度というものを一率に一五%上げる、これに遠距離逓減で操作いたしましたのと、運賃計算キロ程の一部変更をいたしますので、中には一五・八%というものが出て参ります。物資によって、距離によっていろいろ違って参ります。そういうことでございます。
先ほど来申し上げておりますように、遠距離逓減の一部是正という制度改正、それから運賃計算キロ程におきまして最短距離の原則を実際に運送いたしておりますところの経路に切りかえたものが部分的にあると、この制度改正の二つが、賃率の一様な改正に加わりますとそういうものが出てくるわけでございます。農水物資だけに限ってその現象が出てくるわけではないのでございます。
つまり航路運賃の場合は、実際のキロ程よりも御承知のように割増しいたしまして、計算キロといたしております。後者の場合はこれと逆でございまして、実際の距離がたとえば十キロあるところを六キロとして計算する、こういうふうなことで非常に安い運賃になっておりますが、今回はそれを逆に実キロによって計算する。ただし他の交通機関との問題が。
これは歴史的な問題もあるのでございますけれども、仮空の運賃計算キロ程を作っておるところもあるのであります。そういうところも、少し迂回になりますが、実際に通るそういう迂回経路によって計算をさせていただきたい、こう思っておるわけであります。
それからその次の問題で運賃計算キロ程の問題であります。現行のやり方では貨物を運送する場合に最短距離を実は使って計算されております。
二、国鉄は、右の基礎賃率の改訂に加え、さらに、遠距離逓減率及び運賃計算キロ程の改訂をも行なおうとしている。 もしかような改訂が行なわれるときは、運賃が一そう累加され、現在より二〇%以上の増嵩を来たすことがある。 よって、遠距離逓減率及び運賃計算キロ程等の改訂は行なわないこと。
ここでは運賃計算キロ程というものを大体六割増しいたしまして、事実上ここは一般の路線の場合よりも三割か高い運賃になったわけであります。
○説明員(石井昭正君) 今青函航路の運賃計算キロ程、従来四百五十キロであったものを三百キロに改めたという点についてお話がございましたが、これは過般当国会に運賃改正案の御審議を願いましたとき、もちろんこれは法律事項ではございませんが、この改訂内容といたしまして全部記載し、かつ御説明も申し上げて御了承を得てある次第だと私考えておるのであります。
このためにすでに競争的な営業政策がいろいろなところに出て参りまして、たとえば三十八年二月の貨物運賃の改正のごときは典型的でありまして、そのほか今回の場合にも小荷物の運賃の距離の刻み方の細分化、小口扱いの割増し範囲の拡大、貨物運賃計算キロを十キロに改める、これらはいずれも自動車に対する競争という意味がありまして、必ずその反面には特殊な輸送分野にしわ寄せされる、こういう事実があるわけであります。
なお貨物運賃計算キロ程及び小口貨物の運賃計算重量の細分化等、広範囲にわたつて運送制度の改正を企図いたしまして、一般荷主の要請にこたえることになつたのであります。 今日国民各位に幾分でも負担の増加を願うことはまことに心苦しい限りでありますが、国鉄の財政を健全化し、もつて国民の鉄道でなる機能を発揮せしめるためには、必要やむを得ない措置であることを御了承願いたいと存じます。
なお貨物運賃計算キロ程及び小口貨物の運賃計算重量の細分化等広範囲に亘つて運送制度の改正を企図いたしまして一般荷主の要請に応えることになつたのであります。 今日国民各位に幾分でも負担の増加を願うことはまことに心苦しい限りでありますが、国鉄の財政を健全化し以て国民の鉄道である機能を発揮せしめるためには必要やむを得ない措置であることを御了承願いたいと存じます。