2001-03-14 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
現在、公庫におきましては、融資の段階において、資金計画診断というような形で、実際に取得されて、そして返済になったときに十分にそれが計画的になされるであろうかという相談をしっかりやっております。また、延滞になりましても、先ほど申し上げましたように、機械的に処理するのではなくて、個別に、親身になって返済相談に応じているところでございます。
現在、公庫におきましては、融資の段階において、資金計画診断というような形で、実際に取得されて、そして返済になったときに十分にそれが計画的になされるであろうかという相談をしっかりやっております。また、延滞になりましても、先ほど申し上げましたように、機械的に処理するのではなくて、個別に、親身になって返済相談に応じているところでございます。
その場合に、その事業計画が、現在は十億円でございますが、昨年までですと総事業費が五億円を超える大型の計画になりますと、県の職員の方と事業団の担当の職員と一緒になりまして現地に行きまして、計画診断というものを行います。
そこで、一応大店法によります処分が済んだというふうに考えまして、昨年の九月九日に、県と私ども事業団と合同で現地の計画診断を実施いたしました。それに基づきまして、ことしの三月十一日に、県から診断勧告というものをお出しをしております。
私が計画診断の形骸化を言っているのはこのことなんです。会計検査院の報告ですら私の言っていることを裏づけている。翌年の五十三年度にも不当と認められる貸し付けが指摘されている。
ところがその計画診断事業が形骸化しているのであります。そういう事態が生ずる経過を少し詳しく申しますと、まず振興事業団の側から言いますと、年々事業規模を拡大したいと考えます。高度化の促進が事業団の使命ですから、各県に高度化事業をやる意向を打診するわけです。各県は有力業界の有力者に声をかけ、高度化事業の事例研究会が行われる。この段階で小零細業者に声がかかることはまずないのです。
これは、具体的には都道府県が窓口になりまして、第一線としておやりになるので、そのうち総事業費が一億円以上になるものについては、当事業団からも専門家を派遣をいたしまして一緒になってやっておるわけでございますが、団地の計画ができます段階では、計画診断というのをいたします。で、団地の計画ができ上がって資金の貸し付けがきまりましてからは、建設するための診断ということで建設診断というのを行なっております。
それからまた、今度の事業団の対象となるところの団地等につきましても、総合指導所あたりに計画診断あるいは事後の運営診断というような指導も行なってもらうということになるわけでございますが、県の段階におきますところの総合指導所は、そういうふうな特色を持っておるわけでございます。
それから第二といたしましては、県段階におきましてそういう政策的な診断を行ない、あるいは助成事業の前提となるところの計画診断等を行ないます場合には、事業団におりますところのコンサルタント、これは相当高度のやはり協業化、共同化、あるいは団地化等につきましての専門の高度のコンサルタントを置いておくことにいたしておるわけでございますので、そういうコンサルタントは広い視野、高い見地から、県の行ないますところの
それと同時に、実際の具体的な事業が出てまいりました場合には、県の指導所、それに振興事業団のコンサルタントも加わりまして、計画診断というものを十分にやりまして、そういう点では万遺漏のないようにいたしていきたいと、こう考えておるわけでございます。
そこでこのあたりも十分計画診断等で指導するということも必要でございますので、必ずしも拙速をとうとぶというよりも、十分指導した上でというものの場合がいい場合もあるわけでございます。従来そういう診断まで入れまして、大体団地関係は六カ月ぐらい。それから共同施設関係はこれは簡単でございますので、三カ月ぐらいに決定をして貸し付けをしておるわけでございます。
というものを設けておりまして、その中には都道府県知事もメンバーとして加わっていただくということにいたしておりますので、そういう点で、先ほども申し上げました、都道府県から必ず必要な資金の一部の貸し付けを受けるという発言権を留保しておる点、それから先ほど先生御指摘の中小企業指導法におきましても、その体系におきまして、金の流れは先ほど申しましたように事業団を通じて流れる場合でも、その前提といたしまして、団地等の計画診断等
その際に、都道府県が行ないますところの計画診断、たとえば団地につきましては団地についての計画診断、あるいはボランタリーチェーンにつきましてはボランタリーチェーンの診断というものを前提といたしまして、適正な協業化計画をつくった上で金を流すということになるわけでございます。