2000-03-14 第147回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
計画経済化できると思ったんですが、それは不可能で、政治的な統制社会をつくってしまうという副産物を生んで大変な悲劇に終わりました。市場経済はなくせないんです。なくせないけれども、でも自由放任はだめなんです。 それで、まずきちんとしたルールをつくらないといけない。しっかりしたルールがなくて市場経済をやったら混乱が起こります。安全が損なわれます。事故がふえます。生命の安全が守れません。
計画経済化できると思ったんですが、それは不可能で、政治的な統制社会をつくってしまうという副産物を生んで大変な悲劇に終わりました。市場経済はなくせないんです。なくせないけれども、でも自由放任はだめなんです。 それで、まずきちんとしたルールをつくらないといけない。しっかりしたルールがなくて市場経済をやったら混乱が起こります。安全が損なわれます。事故がふえます。生命の安全が守れません。
一部の新聞、資料によりますと、当初の百五億ドルの大基金という場合には、言ってみれば主要一次産品の緩衝在庫の操作と生産調整を一手につかさどるという、国際一次産品市場の計画経済化をねらったのではないかと思われるぐらいの規模のものだった。それを先進国などの意見もあって大幅に縮小する経過になったのだ、こう言われておりますが、大体そう考えてもいいのですか。
資本主義経済も、だんだんと計画経済化されまして、社会化されておりまして、純粋の共産主義経済も、純粋の自由経済も、いま世界にはあり得ないと思うのでございます。
具体的には、たとえば、国家管理の方式や、公社、公団の方式のごときも一案だと思いますが、要は蚕糸業の計画経済化であります。こうした方向に進めていくお考えがおありであるかどうか、この点を伺いたいのであります。また、大臣として、特に恒久対策をお持ちでしたならば、お聞かせを願いたいと存じます。 なお恒久対策の一環として、蚕糸科学技術の試験研究の問題であります。
しからばそういう面において、なぜ進まないかという根本原因を探究してみますると、世界の国際情勢に合わない日本の国内政治あるいはまた日本の経済政策、これを言いかえれば、世界はすでにそういう面において、計画経済化の方向に態勢が進んでおるのでありますけれども、ひとりわが国のみが、そういうテンポに合わない自由放任経済政策の方に進んでおるというこのギヤツプです。