1950-02-18 第7回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
大体民間の滞貨というものはかつて計画生産時代に将来売れるであろうという見込みで、悪い言葉で言えば思惑出産をいたした分が民間滯貨となつておる。輸出といわず、国内といわず、契約があつて生産せられたものは、これは滯貨となつておらないのであります。一番大きな民間滯貨でありましたところの、先ほど申した生糸、羽二重というようなものは、現在民間にはさように多く手持がないような状況になつております。
大体民間の滞貨というものはかつて計画生産時代に将来売れるであろうという見込みで、悪い言葉で言えば思惑出産をいたした分が民間滯貨となつておる。輸出といわず、国内といわず、契約があつて生産せられたものは、これは滯貨となつておらないのであります。一番大きな民間滯貨でありましたところの、先ほど申した生糸、羽二重というようなものは、現在民間にはさように多く手持がないような状況になつております。
輸出滯貨につきましては、鉱工品公団関係のものが約二十億ぐらいでございますが、これらにつきましては、大体計画生産時代につくりましたものがおもでございまして、こういうものは用途の変更をいたしましても出て行かないものもございますので、これらは国内処分を極力促進するということをいたしましたり、あるいは時期を待てば輸出もできるというようなものもございますし、そういうものにつきましては極力滯貨をなくするというような