2020-04-01 第201回国会 参議院 決算委員会 第1号
今お話がありましたが、ちょっと専門的になりまして恐縮ですけれども、国土交通省では、治水計画の前提となります外力、すなわち計画高水量あるいは計画流量について見直しの検討を始めていると聞いています。 それによれば、このパネルにお示しをいたしておりますけれども、地球温暖化に伴いまして、気温が二度上昇しますと約一・一倍、四度上昇しますと約一・三倍降水量が増えるというふうに予測されています。
今お話がありましたが、ちょっと専門的になりまして恐縮ですけれども、国土交通省では、治水計画の前提となります外力、すなわち計画高水量あるいは計画流量について見直しの検討を始めていると聞いています。 それによれば、このパネルにお示しをいたしておりますけれども、地球温暖化に伴いまして、気温が二度上昇しますと約一・一倍、四度上昇しますと約一・三倍降水量が増えるというふうに予測されています。
この検討会では、気候変動を踏まえた治水計画の前提となる外力、すなわち計画高水量だとか計画流量の設定方法や気候変動を踏まえて治水計画を見直す手法等について検討を行うこととしているというふうに聞いております。 資料の八の方に準備させていただきました。
そのときには、一応、明治四十三年洪水の一万トンというのを八斗島地点での計画流量にし、渡良瀬遊水地に加えて、下流部で、菅生遊水地、田中遊水地という遊水地をさらに加えます。 それでも、下流は、今まで非常に小さな洪水しか流せないような川だったものですから、佐原とか銚子とかという下流部は守れないというので、放水路というのを計画します。
昔から計画流量をオーバーするような雨というのはあったわけでございまして、今回もまたそういうことがあったのだということを指摘させていただいておるわけであります。
これは綾瀬川の洪水時の計画流量百九十トンのうち百トンを中川、それからそれを通じまして三郷放水路を経由して江戸川へ分派するというものでございまして、これによってこの地域のはんらん水を江戸川に放流しようとするものでございます。
○近藤(徹)政府委員 三郷排水機場は、三郷放水路の建設にあわせて設置したものでございますが、中川上流域の洪水時の計画流量千百トンのうち百トンを江戸川に放流するという計画で既に概成しておるわけでございます。先ほども申し述べましたように、上流で今度は綾瀬川放水路から洪水時の洪水が入ってまいりますので、それを受けまして所要の安全度を確保するために増設ということになります。
昭和四十年代に水無川の計画流量等の検討をいたしまして、局部改良事業で最初は事業を始めたわけでございますが、局部改良事業ではなかなか事業進捗がしないというようなこともございまして、四十年代の後半から小規模河川改修事業という少しレベルを上げた事業で取り組んでいるような状況でございまして、流量的にも小規模河川の改修規模の持つような流量規模で計画されておるというような状況でございますので、全国的な規模からいいましても
○加藤説明員 橋につきましては、河川砂防技術基準とかあるいは河川占用の許可基準に基づく計画流量に対する水位よりも、おのおのの河川によっては六十センチから一メートル何十センチの余裕高をとって、それでけた下高を決めておりますので、それに基づく許認可が行われているというふうに我々は理解しております。
助成事業総額四十六億円という事業費で岸田川の合流点から上流五キロメートル及び支川久谷川約〇・九キロメートルの区間について、被災流量に見合う計画流量で本年度から平成五年度までの四カ年間で改良復旧を行うことにしているわけでございます。また久斗川にかかりますJRの山陰線対田川橋梁につきましては、全面的に改築するよう現在JRと協議をしているところでございます。
○野沢太三君 今お話しのように、計画流量をはるかに上回る、あるいは現在の能力をはるかに上回る水が流れたということでございます。これからこれを復旧していかなければならないわけでございますが、御承知のとおりJR九州は民営化して間もなくでございまして、経営安定基金によりまして辛うじて黒字になっているという状況でございます。
今後の計画流量等につきましては現在まだ県の方で検討しておりまして、私どももその報告を受けてさらに検討を進めたいと考えております。
流量の方でございますが、計画流量千三百七十トンで今計画をしております。今回の被災流量は大体千六百五十トンが流れたんじゃないかということで、上流にダム計画がございますので、これによりまして現在の計画流量になるように調節をして稼働開始を進めていきたい、このように考えております。
一応計画としましては、百六十トンの計画流量で改修を進めてきた途上でございますが、今回の出水はこれを大幅に上回る出水ではなかったかと存じます。なお、水文資料その他まだ現地の対応がおくれておりまして手元に届いておりませんので、これは私どものいろんな気象台雨量等の感覚から申し上げまして、そういう状態ではなかったかというふうに考えております。
揖保川の改修は昭和四十一年度に定められました工事実施基本計画に基づきまして事業を実施しているわけでございまして、計画流量は二千九百立方メートルということになっております。
この地先の改修につきましては、昭和五十年から直轄に編入しまして改修を促進してきたところでございますが、まさに文字どおり未曾有の洪水でございまして、この地点での計画流量を超す、また計画洪水を超すものになったわけでございます。したがいまして、これにかんがみまして、今回の出水状況を十分に調査いたしまして、再度災害が防止されるように緊急改修計画を立案したいと思っております。
先生ただいま御指摘の件でございますが、米代川は先生御承知のように昭和四十七年に破堤しておりまして、梅雨前線豪雨によりまして計画流量を上回る大増水になりまして、能代市中川原地先等で破堤のやむなきに至っております。この被災した個所そのものにつきましては今回は被災しておりませんが、先生御心配の個所は、その地先名は同じ中川原でございますが、被堤個所の下流一・五キロメーターの地先のことと思われます。
それから百間川の放水路、これは旭川の直轄工事の中でやっておるわけでございますが、放水路の通水というものに最重点で全力をふるってやっておりまして、来年度、五十七年度には、これは放水路の計画流量が千二百トンでございますが、そのうちの四分の三に当たります八百トンに対する暫定通水というものを五十七年度末までに図りたい、そう思っております。
ダムの操作規程の改正ということが、いろいろその問題に微妙な影響があるというふうにおっしゃっておるわけでございますが、この立岩ダムによります災害につきましては、当時の既往の実績を上回る異常な降雨によってもたらされたということでございまして、立岩ダムにおきましても、その地点での計画流量が七百トンでございますが、それを相当に上回る、三割以上上回る流入量がございました。
いま御指摘の舞鶴の地区、それから大江町の河守の周辺等につきましても、逐次計画的なしゅんせつは今後とも図ってまいりたいというふうに考えておるわけでございますが、この付近の築堤につきましては、計画流量を流そうとしますと、山までの間に非常に平地が少のうございまして、法線そのものも引きにくいという状況がございます。
生駒山系の河川の計画は結局寝屋川水系の計画の中の一環であるという位置づけになるわけでございますが、その考え方といたしましては、寝屋川の全流域は、その山地流域は自然に川の中へ入ってくる、それから低地流域、先ほど申し上げた二百平方キロの区域でございますが、それはポンプ等によって強制的に排水しなければいかぬ、そういう区域に分けられるわけでございますが、計画流量の算定に当たりましては、既往の洪水を解析いたしまして
私、一つ問題を出したいと思うのですけれども、河川改修の基本計画の中で計画流量とか計画高水位とかいうようなものがきちっと決められますね。高水位が決められたら、そこまでは水が来るもの、水が来ても堤防はもつものと、これが前提でしょうが。ところが、それ以下の水で切れたということになると、一体どういうことになるのか。長い時間、たとえばいままでかってない七十八時間ですか、長い時間水が続いたという。
計画流量を流せる川というのはほんのわずかでございまして、中小河川に至っては、いま一生懸命に計画——かつて起こった既往最大流量をいかに流そうかという計画を実はやっておる。
石狩川のはんらん等におきましては計画流量以下であったにもかかわらずこれがはんらんをしたということで、いままでの考え方というものを、気象状況のみならず、社会状況等いろんな変化もございますから、いわば全般的な見方からしますと、改革をしなきゃならないんじゃないか、こういうことも考えられるわけであります。
計画流量といたしましては、伏龍川が二百トン、創成川が百トン、発寒川が百六十トン——いずれも毎秒でございます——ということで、これだけ大規模なポンプをつくるということは、いまの時点で日本国じゅうどこにもないということでありますので、どうしてもポンプでもって対応するということができないわけでございます。
○説明員(井沢健二君) こういうふうなダムを建設いたします場合には、その川の計画流量に応じた放流の設備等をなしまして、あるいはその上流では水が上がるようなところにつきましては、そういうところを河川敷としまして買収をいたしたり、あるいは囲繞堤をつくるというふうな治水工事も併用いたしてやっておるわけでございます。