1993-12-08 第128回国会 衆議院 予算委員会 第10号
その折に申しました防衛計画大網の問題についてでございますが、策定されましてから既に十七年でございますか十八年でございますか、もうとにかく二十年近くの歳月がたっておりますし、この間に国際情勢も、冷戦構造も崩壊をし大きく変わってまいりました。あるいはまた、将来の人的な資源の問題というものも真剣に見詰めていかなければならない状況に来ているというふうに認識をいたしております。
その折に申しました防衛計画大網の問題についてでございますが、策定されましてから既に十七年でございますか十八年でございますか、もうとにかく二十年近くの歳月がたっておりますし、この間に国際情勢も、冷戦構造も崩壊をし大きく変わってまいりました。あるいはまた、将来の人的な資源の問題というものも真剣に見詰めていかなければならない状況に来ているというふうに認識をいたしております。
第五に、自衛隊の縮小と防衛計画大網の見直しについて。 ここ数年、自衛隊の任務付与の中身を見ると、自衛隊法第百条の五の国賓等の輸送、同六の国際緊急援助活動、同七の国際平和協力業務の実施、そして今回の緊急時の邦人輸送というように、自衛隊法第八章の「雑則」に規定する余技ばかりがふえています。
防衛庁当局者でさえ、旧ソ連の脅威は消滅しつつあることを認めざるを得なくなっている今日、宮澤内閣はなぜ、事実上旧ソ連を仮想敵国とした防衛計画大網にこだわり、防衛費の削減に踏み切れないのか、その理由をお聞きしたいのであります。
まず第一は、計画大網の水準の達成についてであります。 今回決定されました中期防衛力整備計画は大綱に定める防衛力の水準の達成を図ることを目的とされておるわけでありますが、その水準の達成とは具体的に何を言っておられるのか、まずその点を承ります。