運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
103件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-09-08 第19回国会 参議院 外務委員会 閉会後第1号

敗戦国日本に対日援助をやるようなことは馬鹿らしいじやないか、そういうものをする必要がないという意見に対しまして、ボルヒーズ陸軍次官は、日本が支払うところの終戦処理費等を相殺すると、アメリカは遥かに得だからやるべきだということを言つて、日本の支払うこの占領費がなけれが、その兵力をアメリカ国家予算で、アメリカ国内で支払わねばならんのだ、これを占領費によつて日本が負担している、ということを言つております

中田吉雄

1954-05-28 第19回国会 参議院 外務委員会 第39号

而もアメリカはソヴイエトも日本を侵略することはできない、それはアメリカ駐留軍のあるなしにかかわらず、ということを言つているにもかかわらず、アメリカが逃げれば共産主義の侵略は直ちにあるように言つて、日本に再軍備さして、そして実際はアメリカのもつと大きな極東戦略に使うというふうに巻込んで行くというような虞れがあるのではないか。

中田吉雄

1954-05-27 第19回国会 参議院 内閣委員会 第45号

特殊社会においては通用する言動でありますけれども、少くとも日本独立国家となつて国際舞台にのし上つた際に、世界人たちがどういう言葉でそれを受取るか、どう対応するかということを考慮なしに言動はなされないと思うので、外国では全部日本の再軍備と言い、外国では全部日本軍隊の復活と言い、而も各国一般が注意しているのは、第一次欧州大戦に敗れた後のドイツの再軍備的な方向と同じ道を辿つて自衛隊だ、防衛隊だなどと言つて日本

戸叶武

1954-05-25 第19回国会 参議院 内閣委員会 第43号

併し御承知の通り日本憲法はそういう大きな理念からできておるのであると思いまするが、それだと言つて日本自衛力までも放棄した意味では決してない。独立国である以上はこの自衛権を有するのは当然であります。ただただ戦争をしない、戦争を放棄しようということだけであつて日本防衛権までも日本憲法が放棄したものでないと、私はこう考えておるのであります。

木村篤太郎

1954-05-20 第19回国会 参議院 内閣委員会 第39号

なぜならば私が一番先に質問したように、日本の現在の状況から言えば日本の国力から言つて国際情勢から言つて、日本はむしろ十一万を縮小しなければならない状況なんです。にもかかわらず増強するということは外部からの関係から来ておる。即ちMSA協定から来ておるのです。全くこれは逆だと思う。国民をごまかすことも甚だしいと思う。その点もう一回はつきり伺います。

木村禧八郎

1954-05-10 第19回国会 参議院 法務委員会 第32号

率直に言つて、日本の現在というものは独立しているものじやない。独立していないときに、この外国の武力借りるということがますます危険なんです。これは今お話になりましたような米ソ対立の中に日本を置こうとされることが国民に非常に不安を与えているのです。この点についても、木村長官もどうか先日本会議でおつしやつたように、世界観を異にするというようなふうにお考え下さらないで、別に私の世界観はどうでもよろしい。

羽仁五郎

1954-05-08 第19回国会 参議院 法務委員会 第31号

仮に極端な場合を考えまして、向うで理不尽のことを言つて、日本側の丘当な主張を否定するというようなことがありましても、これを貫く手段がない、日本側決定権がないということであります。ところがこの規定を遡及して適用いたしますと、事実の認定の問題、損害賠償認定、これは日本国の専権に属する。最終的な決定権日本国が持つ。要するにこの件に関する限り日本国裁判権がある。

平賀健太

1954-04-27 第19回国会 参議院 外務委員会 第26号

もうすでに先のことを予見して……それで例えばインドシナが、今日のアイゼンハワー大統領なんか演説も新聞記事に出ておりましたが、例えばインドシナを失えばこれは日本が飛んでもないことになる、日本の存続に関する重大な問題だということで、こう言つて日本に圧力をかけているかどうか知らないが、まあそういう発言をしている。

羽生三七

1954-04-22 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号

お話アメリカ駐留軍がおるからさも日本に向けてどこかの国から原子爆弾攻撃を受けるような危険があるかのごとく仰せになりましたが、(「その通り」と呼ぶ者あり)私はむしろ逆に思うのでありまして、決してアメリカ駐留軍日本におるからと言つて日本原子爆弾攻撃に見舞われるという危険性よりも、むしろアメリカ駐留軍が撤退したときにおける第三国の日本に対する不法な攻撃の危険がよりあるものと我々は判断しておるのであります

木村篤太郎

1954-04-22 第19回国会 参議院 文部委員会 第26号

なかなかうまいことを言つて日本自衛力を高めない方針に着々と持つて行く、私はそう感ぜられる。お前は証拠を出せと言うかも知れませんが、私は第六感でそう思う。人間第六感があるのですから……、第六感がないのは動物だけだと思います。そこでその意味において私が今新聞の一部を皆さんにお読みしましよう。

伊沢甲子麿

1954-04-20 第19回国会 衆議院 外務委員会 第37号

決して日本国民が敵ではないのだ、日本意米軍基地や、国連軍基地を置かせていることがいけないのだということを言つて、日本は敵でなくて、そこにおるやつがいかぬのだ、外国がいかぬのだ(「その通り」と呼ぶ者あり)という宣伝をやつておりますが、しかしこれは非常な欺瞞でありまして、過去の歴史がその虚偽であることを証明しております。   〔「その通り」と呼ぶ者あり〕

下田武三

1954-04-19 第19回国会 参議院 文部委員会 第23号

日本法律ばかり作つて抑え付けると言つて日本のことを法廷と言つたのは御記憶の新らしいことだと思う。それは本当を言うと、あれは止むを得ない、あの戦時であつたからいたし方ないといたしましても、この憲法の下に、この教育基本法の下に自由主義世界を伸ばして行こうというならば、努めてかくのごとき権道をおとりにならないほうがいい。それは政治家としてはまずい。

松原一彦

1954-04-15 第19回国会 衆議院 予算委員会 第30号

つてニクソン副大統領は、日本において平和憲法をつくつたことは大きな過ちを犯したと言つて日本の再軍備をしいる材料にしているのであります。だが今度の漁民に対するアメリカ政府の態度こそ、われわれ日本人は反省をする必要があります。また竹馬の上に乗せられた日本の貧弱な経済だからといつて、わずかばかりのMSA援助のために、これ以上日本人をモルモット化することは辛抱できないのであります。

佐藤觀次郎

1954-04-13 第19回国会 参議院 文部委員会 第20号

これは実際そこでそういつたようなことにかかわらず、日本平和憲法から言つて、日本のは軍隊を持つてはいけないので、特に憲法を守る義務が日本の教職員には課せられておるのです。そこで私はそう教えてしまうことは、少しも偏向ではないと、こう教育者としてはあるべきものなんで、あなたのように、周囲のことを考えてその点ははつきり言えないような御答弁なんですが、どうですか、はつきり言わんほうがいいのですか。

永井純一郎

1954-04-06 第19回国会 参議院 文部委員会 第16号

で、これは問題が違うとしても、私はそれよりもなお関心を持つているわけでありまして、教育者が、或いはPTAのかたがたが、具体的に事例を挙げられて、これこれの悪い教育をやつているんだ、こう言われたときに、その該当者が果してそれをどう思つているのか、で、私は率直に言つて日本の中において偏向事例は絶対にないなんということを思つてはおりません。

岡三郎

1954-03-25 第19回国会 参議院 外務委員会 第11号

なおポツダム宣言の問題でございますが、これは私の考えといたしましては、ポツダム宣言はあれは条約ではない、日本は受諾した、向うはこういう条件の下に降伏しろ、全面降伏しろと言つて、日本はそれでただ降伏したのだ、外国側言つているところは、あれは条約でないという考えでございます。極東軍事裁判においても、米国側ポツダム宣言条約でないという解釈をとつておるものが非常に多かつたのでございます。

柳井恒夫

1954-03-09 第19回国会 参議院 内閣委員会 第7号

併しながら私は率直に言つて日本は統計の水準として非常に優れているうちの一つの国であるというふうに確信を以て言うことができると思います。併しながら又一方において非常にいろいろまだ不合理がある。しなければならない而において抜けている。

美濃部亮吉