1952-06-14 第13回国会 参議院 通商産業委員会 第49号
それには今言つた金融の中小企業特別会計とか、こういうような資金の量の安定化と、それから資金の低利化、そういうような問題、それから大企業が下請に対する支拂の遅延に対して、労働者には労働基準法があるごとく、この下請支拂の基準法というようなものを我々は叫んでおるのですが、そういうものも引つくるめたような大きな観点から中小企業振興法というようなものと一つ議会は取組む必要があるんじやないか、そういうふうに思うのです
それには今言つた金融の中小企業特別会計とか、こういうような資金の量の安定化と、それから資金の低利化、そういうような問題、それから大企業が下請に対する支拂の遅延に対して、労働者には労働基準法があるごとく、この下請支拂の基準法というようなものを我々は叫んでおるのですが、そういうものも引つくるめたような大きな観点から中小企業振興法というようなものと一つ議会は取組む必要があるんじやないか、そういうふうに思うのです
その後今日まで中小企業者は、この大蔵大臣の自由裁量に変えられた法律の下において努力を続け、協同組合の設立に邁進をして参つたのでありまするが、大体本国会には今言つた金融に関する国家保証、或いは中小企業金融金庫等、参議院選挙を前にして、政府、與党が約束したそれらの問題が実現し得るというような見通しから、我々はこれらの法律の改正をしなくても、中小業者の金融は円滑に行くものなりという建前で様子を見守つておつたのでございます
○高橋啓君 大藏大臣はそのつもりで作つたのであろうけれども、各種の状況から見まして只今言つた金融の圧縮の問題、或いは極端に今年度は價格調整費において、二千二十億といつたような大きな特殊産業に対する傾斜が甚だしい。それによつて、一般企業が圧迫を受けることは、誰が考えてもこれは分ることであるのだが、そのような諸般の状況から見て、今年度は産業が萎靡沈滯滯しないという考え方は、どうかと考えられます。
あの手形制度を確立していただくならば、私が今言つた金融の問題も大分緩和されて來る。從つて漁業は非常に進展して來ることになると思いますが、金融面の問題について藤田次長の御意見を伺いたいと思います。