1977-03-14 第80回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
まず、六角川河口ぜき関連の内水、これは主として下流部に相当するわけでございますが、対策としましては、現在、沿岸に六ヵ所の排水機場を建設することといたしておることでございます。そのうち、すでに三ヵ所が概成しておりまして、残っております三ヵ所でございますけれども、これらにつきましては、できるだけその完成を急ぎたい。できれば昭和五十四年度ごろまでには仕上げたいというふうに考えてございます。
まず、六角川河口ぜき関連の内水、これは主として下流部に相当するわけでございますが、対策としましては、現在、沿岸に六ヵ所の排水機場を建設することといたしておることでございます。そのうち、すでに三ヵ所が概成しておりまして、残っております三ヵ所でございますけれども、これらにつきましては、できるだけその完成を急ぎたい。できれば昭和五十四年度ごろまでには仕上げたいというふうに考えてございます。
○栂野政府委員 六角川河口ぜきの湛水でございますけれども、いわゆる平時におきます湛水というのはTP二十センチというふうに決めております。この高さを決めた根拠でありますけれども、あの辺の内陸部の地盤の高さはもちろん低うございますので、内陸部よりも低く湛水を決めてございます。洪水時におきましては、高潮との関連におきまして水門を閉める関係もございますので、水位が上がっていくというふうになってございます。
六角川河口ぜき建設工事は高潮による流域一帯の被害を防除するとともに、淡水化による不特定かんがい用水の確保を目的として、河口から四・六キロメートルの佐賀県福富町福富に、本川を横断して河口ぜきを河川総合開発事業により新設されるものであります。
特に白石地区につきましては、建設省で施行の六角川河口ぜき、これは五十年から効用を発揮すると思いますが、これによりまして年間三千万トン程度の特定利水、三百万トンですか、不特定利水として水源が確保できます。それから同じく嘉瀬川の第二ダムですか、嘉瀬川ダムが建設省で現在直轄調査を実施中でございます。
直轄河川の総合開発事業につきましては、継続二ダムのほか、新しく六角川・河口せきを加えて実施いたします。 水資源開発公団交付金につきましては、継続事業のほかに新しく一庫ダム、池田ダムの二つのダムを加えまして十ダムについて建設費の公共負担分について交付金を水資源公団に交付いたします。
六角川は神六山に源を発し、白石平野を貫いて有明海に注ぐ延長二十五キロの河川でありますが、六角川河口の住江橋と武雄市の鳴瀬橋との縦断匂配は二メートルで、ほとんど落差のない河川でありまして、わずか五十ミリ程度の降雨によっても流域は水浸しとなり、毎年多額の被害をこうむる水害常襲地帯であります。