1948-06-14 第2回国会 参議院 文化委員会 第6号
こういう觀點からいたしまして、この合同の案に全部が必ず滿足すべきものとは思いませんが、これで行くことがよいと、かように考えるのであります。 ただその中で私の意のあるところを申上げるならば、十一月二十三日の感謝の日というものを、十月には何もありませんから、十月の適當の日に、いわゆる生産感謝の日として設置して繰上げて頂きたい、こういうことを私は希望いたします。
こういう觀點からいたしまして、この合同の案に全部が必ず滿足すべきものとは思いませんが、これで行くことがよいと、かように考えるのであります。 ただその中で私の意のあるところを申上げるならば、十一月二十三日の感謝の日というものを、十月には何もありませんから、十月の適當の日に、いわゆる生産感謝の日として設置して繰上げて頂きたい、こういうことを私は希望いたします。
先程いろいろ御意見がありましたように、今囘の草案におきまして上訴制度、殊に控訴審の制度が從來の事實審理という建前を一應捨てまして、そうして大體これまでの上告審であつた大審院の手續の形に變えた點が面白くない、こういう御意見がありましたが、この點は私も事件は單に迅速に處理するだけのものでなく、飽くまで適正な裁判をし、而も裁判を受ける者に十分な信頼を與えるということが大切であるという觀點から見ますれば、從來通
三十七條に書いてあるために、迅速にやることが被告人の自由人權を擁護する所以であるというようなこじつけというか、私どもから言うと、これはこじつけと解釋せざるを得ないのでありまして、迅速にやるということは、無罪になるかも知れない者を、何時までも棚ざらしに引張つておいて、不安定な状態に置くということではいけないというので、やぱり早いところ勝負をつけて、刑務所に送るという、そういうことは自由人權を擁護するという觀點
そういう觀點から私の所信を今述べつつあるわけであります。冀くば、いわゆる中島主計課長は、出先の官憲として、若しそういうような問題が起つたときには、それぞれの形式的、よしんば權限が付與されておろうとも、實にこれは重大問題である。
國家緊急のときであればある程、國家建設に心から、反逆的な氣持を持つた引揚者になつたら由々しき大問題ですから、お互い私も引揚ですけれども、この點そういう大きい觀點からお考えになつて是非恩典に浴するような處置を御計畫願いたいと思います。お願い申し上げます。
折角改正して行つたのを法律廳がかような觀點からお取扱いになるということは、國家のために不利益になるのではないかと私は考えるのであります。それでこの點は犯罪少年につきましては、これは勿論當然であります。
然るに最近巷間に傳えられるところによりますと、更に法務廳は、この虞犯少年或いはその他廣範な犯罪的と申しますか、そういう點に關連した少年までを全部含めた立法の御計畫があるように承わつておりまするが、そうなりますると、兒童福祉行政が更に二分されまして、折角、從來司法省と厚生省とが兒童に對する立場上の觀點から、ややもすると二重行政になつておりますのを、兒童福祉法の施行に當つて漸く一本になつたのが、又々盛返
ただ第二項の但書の「第四百二十八條第二項の規定により異議の申立をすることができる決定」と申しまするのは、改正案におきましては、高等裁判所の決定については、最高裁判所に抗告を認めておりませんので、その代りといたしまして、その決定をした高等裁判所に更に異議の申立をすることができるという規定を四百二十八條において設けましたので、これは上訴ではございませんけれども、上訴に相當する制度という觀點から、この場合
それを預かる所管大臣としては當然そういうことのために、要するに石炭を増産するということが、日本經濟にとつて最も前提的な條件であるというところの觀點に立つて、勿論これをやつたがよいといつて商工省から強制されたものではなくして、ある方がよいという勸奬をされた程度のものである、こう考えておりますので、私の考え方も水谷君の考え方も、この間に食い違いがあるとは思えない。
私はこういた觀點に立ちまして、皆さんの御支持によりまして、微力ではございまするが、當勞働委員會を圓滑に運營し、所期の目的を達したいと考えております。どうかよろしく御支援をお願いする次第であります。以上をもちまして御挨拶にかえる次第であります。(拍手) それどは職業安定法第十二條第十一項の基定に基き、職業安定委員會委員旅費支給額に關し議決を求めるの件を議題といたします。
そうした觀點から見て、一つには今日五箇年計畫の上に立つたところの勞働能率の水準をどの程度に安本は立案しておるか。さらに今後の外國貿易、産業の振興その他の點から日本の工業技術をどの程度に指導せなくてはならないかというような點について、眞劍な檢討が安本にされなくてはならぬと私は考えます。この日本の工業の技術の進歩なくして、日本の貿易の再建というものは絶對にないと私は考えます。
從つて所有權を重しとする觀點から、所有權を侵害するおそれのある生産管理行為は、やはり違法行為として禁止したならばという御質問のようでありますが、私どもとしてはそういふ意思は現在もつておりません。
ただこの場合、御指摘のような年齡とか、あるいは大學を出て何年といつたような觀點は、今度の職階給の精神からは比較的考慮を拂つておりません。要するにその仕事の質ということに、むしろ重點を置きまして、その上で見ますと、約二割見當くらいの幅がある、かように御了承願つてよかろうと思います。
國會議員の歳費につきましては、一般官吏の最高を下らないといつた觀點から、從來各省次官というものが標準にされてまいつておつたのでありますが、今度行政組織法が變りまして、かつまた國家公務員法の關係から、次官というものは、いわゆる一般職ではなく、特別職というような規定に相なりますと、ただいまの事務次官、今囘行政組織法によつてかへらるべき總務長官というようなところが、一般官吏の最高、こういつたような解釋に相
ただ形式的にはこういうものが行政機能的な働きをすることには疑義もございますし、不適切でもありますので、形式的には總理大臣のつくる機關という建前をとつておりますが、實質は團體交渉そのものにいたしたい、かような觀點からわざわざ會長その他の規定は全部削除いたしまして、この委員會における交渉の進行に一切を任せたい、こういつた考え方であります。
またタバコ製造の觀點からする原料葉タバコの所要量から考えて、八千萬キログラムでは足りないのでございますが、これは御承知のように、肥料の配給によりまして、段當收穫量を相當増加することができると思います。これは肥料事情にもよることもちろんでございますが、現に本年も昨年に比較いたしまして、相當の肥料の増配を受けられることになつておるのであります。
過去のわが日本の國の經濟状態がこのような状態にあるときに、鐵道企業も今日のわが國に許された經濟觀點に立つて、企業を獨立し合理化していくことは、當然のことと言わなければならぬ。從つて行政面を一般會計に繰入れることは、何ら私は不合理でないと思います。しかし一體これをどういうふうにして合理化していくのか、何年計畫で合理化するのか。
同時に私はもう少し考えたいことは、獨立採算制というものは、企業の上においては、原則として當然でありますけれども、一般物價に重大なる影響を及ぼす運賃については、公企業の性質から見ても、また經濟上の影響から見ましても、觀點を新たに考えねばならぬのではないかと思います。
日本のスポーツ振興あるいは大觀光地の開發あるいは日本の國民保健の高揚というような點、また陛下が毎夏御避暑になり、貴顯紳士の往來が非常に多いというような觀點から、鐵道省はなぜあそこに急行列車をお停めにならないのか、われわれ地元民一同非常に不思議に思つているのであります。鐵道省の方では、何か觀光事業はおれの方でやるのだといろいろがんばつておりますけれども、依然として急行列車が停まらない。
從いまして或る意味におきましては、今囘政府提案の調停委員會の方が、少くとも一應兩當事者が調停案を出して貰うということに豫め同意しておる意味におきまして、より強い點もございますが、そういつた觀點から、兩方統一してやるためには、そういうことが適當であると考えましたことが一つと、更に勞働委員會の方へ持つて行くとなりますというと、どうしても滑り出しがら改めて審議をしなければならん、本當に平和的にものを片付けるためなら
併し上の方につきましては、種々のそういつた觀點から申しますと、やはり我々他との権衡から申しまして決して不相當と考えておらないのでございまして、ただ結果におきまして、そういつた幅が七月案の幅よりは若干狭まつておるということは事實でございます。
○政府委員(今井一男君) 因習的という言葉は、いわゆるむしろ封建的という意味合で用いた言葉でありまして、字句そのものはそういつた意味と御解釈を願えれば結構と思いますが、要するに從來天皇制の下における天皇の官吏、こういう建前で俸給が規定されて参りましたので、要するに極端に言えば、大名が、人を抱える、天皇が官吏を抱える、こういつた觀點で俸給というものが決められた。
勿論今囘の事件は、主として行政的處置に關連するところの事件でありましたために、警察といたしましては、強盗とか或いはそういうふうなものと反對に、相當行政的に解決されることを希望いたしておつて、その中に警察が入るということは、そこに暴行とかその他いわゆる法律に違反した行爲が起つた場合に、干與するというような觀點から、警察は進んでおりました關係上、やはり強くこれに對處する力がなかつたように市の警察局長など
こういう廣い國家財政の觀點、またいわゆる國鐵の再建、この兩面の觀點から、數社はここに拂下げ可能なり、おそらくこれに對して參議院は、近く單行法律を提出されるものし想像されのである。
これはもう法律の建前上明白なことでめりまして、ただお話の新給與という言葉が、兩者の交渉の間に、たびたび時期的なずれがありました關係から、妙に使われておる點がございますが、この法律自身の觀點は、そこははつきりいたしております。その見地から一條の二項なども御覧を頂くと、餘程全官公の諸君などにも御了解が願えるのじやないかと考えられます。
こういう觀點からしまして、わざわざこのような問題をこの前の要綱から相當外れたところの解釋をし、そうして入れる必要、がどこにあるか。この點につきまして、政府は一體どのような、この前の要綱との關連において考えを持つておられるか。その點を承わりたいと思います。
その觀點の相違じやなかろうか、かように見ております。
その觀點から見ますと、この前制定された國家公務員法、あるいはこのたびの国家行政組織法というものは、多分に舊憲法的なにおいがあり過ぎる。むしろ舊憲法よりももつと官僚的な色彩が強いと私は考えるのであります。
只今行政審議會内で急いで案を立てて貰つておるのですが、地方の出店の整理、それからこれは人員の整理ということよりも、逆にむしろ行政能率をどうして擧げるかということが中心になつて、そういう消極的なことでなくして、行政機構における能率が低い、これを能率化するというような觀點から、人が多過ぎるということが結論的に出る。
こういうような觀點からこれは相當なところと考えております。それから相當大幅に減税を行なおうというのです。その減税を行います私共の態度といたしましては、何としても現在本當に働くという面が、勤勞意欲と申しますか、そういうものが阻害されることになつては相成らんということと、それから働く人が比較的苦しい立場におるというような點に對して、勤勞者の所得税というものを大幅に引下げました次第であります。
○中村正雄君 もう一點お伺いしたい點は、この前の委員會のときに午後總裁がおられなかつたので、お尋ねしましたが、答辯は今度總裁が見えてするというお話でありましたが、今鬼丸議員からもちよつと質問がございまして簡單にお答えになつた點でありますが、實は裁判官と檢察官との給與の差、俸給の差というのは、任用資格が同一である現在においては附けがたいという、この前の御答辯であつてわけですが、そういう觀點から行きまして
それからもう一つの觀點から、外局になりますということは、その外局として多少の獨立的な立場を認めることになりますからして、その外局の長官がその外局の名において、即ち自己の名において相當の行政的の行爲、作用ができるというようなことを豫想しての面と、大體この二つの面から勘案いたしまして、これは外局が適當であろうというようなことで處理して参つておる。
○國務大臣(北村徳太郎君) 只今の私共の考え方といたしましては、健全財政というような觀點から申しますると、一應二十数億という金があることによつて一應は浮いて來るわけであります。それがより有用だと思う方面に用いることによつて活かすこことができる。それだけ財政負擔が先に延びただけでも健全財政的な考え方から運用ができるという點があると思うのであります。
今私建設省の問題を聞いたのでありますが、一體この日本の行政機構を民主化して行く、そうして簡單明瞭にして、能率的なものにして行くためには、各省いろいろの問題がありましようが、その最も大きな問題は各省に蟠居しております張繩り主義を打破して、この科學技術的な觀點から行政機構というものを再組織して行くということ、こういう任務のために行政調査部があり、私は恐らく新大臣もそういう意向でお働きになり、そうしてこれをまあ