1993-05-11 第126回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
オゾン層の破壊につきましては、国際的な連携のもとに観測、監視を実施することが極めて重要でございまして、世界気象機関、WMOにおきましてはオゾン層等の観測に関しまして全球オゾン観測組織というシステムを推進いたしております。このような状況の中で気象庁はこの国際的観測網と連携をいたしまして、オゾン層及びオゾン層に関係いたします有害紫外線等の観測を行っております。
オゾン層の破壊につきましては、国際的な連携のもとに観測、監視を実施することが極めて重要でございまして、世界気象機関、WMOにおきましてはオゾン層等の観測に関しまして全球オゾン観測組織というシステムを推進いたしております。このような状況の中で気象庁はこの国際的観測網と連携をいたしまして、オゾン層及びオゾン層に関係いたします有害紫外線等の観測を行っております。
これによりまして全地球的なオゾン観測組織ができております。この全球オゾン観測組織のもとに、オゾンの観測が我が国を含めて世界で現在百四十カ所実施されております。それらの観測データは、カナダの世界オゾンセンターに送られまして、一元的に管理をされているということで、我が国もこれに対して気象庁の測定データ等で世界的な貢献をしているということでございます。
オゾン層の観測に関しましては、古くから行われておりまして、一九五七年、五八年にかけまして国際地球観測年というのがございましたけれども、その当時に世界気象機関の主唱に基づきまして全地球のオゾン観測組織というものが組織されまして、これを受けまして、我が国では気象庁が国内四地域、それから南極の昭和基地でのオゾン層の全量観測というのを早くから手がけてまいっております。
そういうことから、気象庁はその対策として、気象レーダーとアメダスの観測組織を重視をして次のように言っておられます。一つは、「気象レーダーには、雨雲の広がりや変化をキメ細かく探知する能力があります。」二つには、「アメダス(地域気象観測システム)は、全国千三百余カ所の観測所から、雨量などのデータを一時間ごとに受信できます。」
繰り返しますが、いまの観測組織では、二日前、一日前、直前の予報がまず不可能ということは明白でございます。
次に気象官署、八に区内観測組織整備に必要な経費として、三百六十四万八千円身計上いたしましたが、これは国土の実態を科学的に把握し資源開発、産業開発等、国土利用の高度化及び自然災生防除等、国土保全の諸施策の樹立のための気象資料を整備し、活用する目的で、全国一千二百八十八区内観測所のうちで、最も重要な二十箇所の観測精密度の向上をはかるための施設整備に必要な経費であるのであります。
次に同じく気象官署の第八項に区内観測組織整備に必要な経費といたしまして三百六十四万八千円を計上いたしておりますが、これは国土の実態を科学的に把握して資源、産業開発等国土利用の高度化並びに自然災害防除等国土保全の諸施設の樹立のための気象資料を整備し、活用する目的で現在全国に千二百八十八区内観測所がございますが、このうち最も重要と思われまする二十カ所の観測精度の向上を図るための施設整備に必要な経費でございます
次に気象官署第十一ページの八項に区内観測組織整備に必要な経費として三百六十四万八千円を計上しましたが、これは国土の実態を科学的に把握し、資源、産業開発等国土利用の高度化及び自然災害防除等、国土保全の諸施策の樹立のための気象資料を整備し、活用する目的で、全国千二百八十八区内観測所のうち、最も重要な二十箇所の観測精度の向上をはかるための施設整備に必要な経費であります。