2020-11-20 第203回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
令和二年七月豪雨では、こうした考えに基づき市房ダムの操作が行われ、ダムの約十キロ下流の多良木観測所付近でおおむね九十センチ程度の水位低減効果を発揮したところです。
令和二年七月豪雨では、こうした考えに基づき市房ダムの操作が行われ、ダムの約十キロ下流の多良木観測所付近でおおむね九十センチ程度の水位低減効果を発揮したところです。
というのは、きょう私テレビなど拝見しておりましても、なかなか専門家がそろいまして、そして、今度お気の毒な結果になりました方々がお見えになられた観測所付近、それらは、現在の実験においてはまあ危険はなかろうというふうないろいろな御検討をされておったということは、裏返してみますれば、結局、危険が発生するという認識は少なくともあったと思うのです。
現在までに最も強かったものは、松代町所在の地震観測所付近で震度四でありましたが、幸いにも、地盤の関係その他から大きな災害には至っておりません。
さらにつけ加えて陳情を受けましたことは、長野県側において、両観測所付近まで新たに観光道路の建設が進展しているそうでありまするが、観測所における仕事の性質上、周囲の空気が清浄であることが絶対に必要で、ごくわずかな塵埃や煤煙も、精密を要する観測に致命的な支障をもたらすことがあります。