1956-03-23 第24回国会 衆議院 文教委員会 第19号 南極地域の観測は、三年前からのわが国の学界の観測年行事にはなかったものであり、また南極については、アメリカ、ソ連、英国、フランス以下十一の大国の学界がこれを担当して、その豊富な財力と資材をもって十分に観測調査を行い、これを世界学界に公表するのでありますから、わが国がこういうような僻遠の地に巨額の国費を投入し、わずか三十名程度の人員を送り、しかも重大なる人命の危険を冒して世界一の小規模観測を行い、そのために 平田ヒデ