2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
先ほど委員が御指摘になったとおり、まさにこの事業は、一流の文化芸術団体による公演や芸術家等によるワークショップなどを実施することにより、子供たちの豊かな創造力、想像力や、思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造につなげる、こういったことを目的にしているわけでございますが、実施校の先生方からは、本物の芸術に触れる機会を提供してもらえるのは大変
先ほど委員が御指摘になったとおり、まさにこの事業は、一流の文化芸術団体による公演や芸術家等によるワークショップなどを実施することにより、子供たちの豊かな創造力、想像力や、思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造につなげる、こういったことを目的にしているわけでございますが、実施校の先生方からは、本物の芸術に触れる機会を提供してもらえるのは大変
しかも、その観客層はどうかというと、先ほど申し上げたように、何々会社の慰安、あるいは販売合戦なんかでの招待、こういうものにささえられている。実ははなやかな裏を一皮むくとまさに斜陽芸術になっているのです。幸い国立劇場でいろいろめんどうを見ていただいておりますが、この国立劇場の補助金四億二百万円、これも営業で見るならば赤字埋めでもあるわけですよ。
松竹が心配するのは、現在の観客層を奪い合うようなことになっては、商業劇団であるところの松竹側は困るというようなお話であったと思いますが、この点につきましては、根本的には新しい観客層を開拓することによって、現在の観客層を固定なものと考えてこれを奪い合うという事態を、開拓する以外に根本的な打開策はないと考えております。
○柏原ヤス君 政府委員にお伺いいたしますけれども、国立劇場の全席の約七四%が一等席になっておりますが、伝統芸能を将来にわたって保存していくためには、安い料金で若い世代の観客層をつかまなければならないと、こういうふうにいっておりますが、この席を、二等、三等をふやすというようなことはお考えになっておりますでしょうか。
○政府委員(村山松雄君) これも新観客層開拓の一つの方法論を試案的に書いたものでございます。この種の組織としては、現在、種類が違いますが、他の分野でもあるわけであります。そういう前例なども参考としながら会員組織をつくりたいという意図を書いたまででありまして、具体的な計画は、こういう線でこれから練られることと思います。
そういう意味合にいおきまして、国立劇場をつくりまして正しい姿での伝統芸能を上演する場合、従来、歌舞伎なら歌舞伎の観客層を従来の劇場と奪い合うというような状態では趣旨に反するわけでありまして、そういう意味で、国立劇場はみずからつとめると同時に、新しい観客層を開拓することも大きな使命の一つだと思うわけであります。
そこで問題は、過去のものとなっておるが、これをそのまま放置するのか、これを保存、振興の手を差し伸べて振興させるかというところで、これはもう議論の余地なく後者のほうをとることとしたのでありまして、観客層に趣味嗜好の変化、それから他に膨大な新しい趣味娯楽の開発によって、歌舞伎が占めるところの地位が相対的に低下しているのは、これは疑うべからざる事実であります。
観客層がだんだん少なくなったということは認めている。そのなくなったのは、時代的なズレというものは歌舞伎にはついて回っているのですから、なかなかこれは容易じゃないということはあなたは認められた。しかし、国立劇場ができれば簡単にいくというようなお考えは、これはそうは簡単にいかないと思うのです。
民間の演劇活動でやっておる限りにおいては、何らかの事情で観客層が増加しない限りにおいてはこういう傾向をたどるんじゃないかと思います。
○川崎(寛)委員 今回のこの国立劇場で、伝統芸能については十分に保護をし、振興をはかり、さらには新しい観客層を組織していくとか、その他運営等についても十分に検討しなければならぬ問題等もあろうと思いますが、私この問題が煮詰まっている段階だと思いますから、最後に一点だけお尋ねをして終わりたいと思います。
しかしその運営問題につきましては、真に芸術というもの、文化というものに理解のあられるお方が参画されるとともに、国が関与したからと言って、観客層というものがついていかなければ、国がいかにこれを維持あるいは振興をはかろうとしたって、要するにこれはいつまで続くかというだけの話になってしまう。
○落合委員 ただいまの御意見は、たいへん私ども賛成する御意見でございまして、新劇及びその他新しい意味を持つ芸能に対する観客層の数というのは何億という億単位になって、年々たいへんな数なんでありまして、そういうことを考えていくと、もっと新劇の取り扱い方が深く考えられて処置されていいと私個人としても思うのであります。
きょう特に申し上げたいのは、ただいま辻原君が指摘しました映画の問題にも関連をいたしておりますが、全く同感でありまして、映画はただいまアヘン窟のような状況になって、ついに悪循環を起こして、このままではアヘン中毒になりまして、観客はますます強い刺激を求めまして、逆に観客層が減っておる状況でございます。
○渡邊説明員 日本の観客層といたしましては、国産映画の愛好者の数が圧倒的に多く、外国映画の観客層との比率はほぼ一定しておるというふうに推定されております。国産映画と外国映画とを、これば配給収入の面で比較してみますと、大体七対三程度になっております。
それから外国人が日本に来られて、そして歌舞伎が、このごろだんだん、特定の観客層だけの古典歌舞伎をやってちゃいかぬもんだから、いろいろまた新しい脚本で書き直されたものを演ずるというようなものには、あまり外国人も印象に残らない、ほんとうのやはり「勧進帳」とか、「鳴神」とか、あるいは「暫」というような、いわゆる歌舞伎十八番ものに非常に心酔をするというような面が多いので、これは、私どもが外国へ行って受けてくる
ただいま先生おっしゃいましたような、競技の観客層に相当するような代表者が一人も出ていないという御意見、まあよくわかるのでございますけれども、私どもの人選ではございませんので……。
安定しているというところはこの際料金を下げて、観客層もふやすというところに全力を尽すべきだ、だから基礎の非常に弱いところは、これは若干それを経営の方に回して内容を充実して、次の機会を待つということもあり得るでしょう。
ところで御承知のように、従来演劇界の要望しておりました入場税引き下げの問題につきましては、先ほど先生の方からお述べになりましたような理由とあまり変っていないのでありますが、大体この入場税を下げていただきたいという演劇界の要望の原因の一つは、これは何と申しましても日本の演劇界におきますところの観客層を広くいたしまして、できるだけ一般の大衆の方々にも見てもらいたい、それによって今後の演劇界の発展をはかっていきたい
もともと主として大多数の観客層を選んで映画というものは製作されるのでございますので、ともすれば子供のことを忘れがちになる。従って、これは生産者にのみその罪をなすりつけてはいけない。ところが、指導者というものは指導者だけで浮いてしまう。これは、生産者と何らかの連関性を持たないで、指導理念だけで御議論なさる。
、私どもはその立場に立って、これについて政府が了承したといいますか、いうことではございませんので、ただいまもお話がございました通り、日本古来の芸術的な演劇の保存と申しますか、なお、石村議員からも御指摘のありましたような、最近こういう面が非常にさびれて参りまして憂うべき状態にもあるという事情も伺いまして、この政策としてこれらの入場税を軽減することによって入場料金そのものもできるだけ下げてもらいまして観客層
従つて経済的の地位の低い都市や、農村にある映画館や、或いは場末の生活程度の低い観客層を相手にいたしております映画館の経営の困離を訴えるのは、当然のことであります。而も従来は十五割、十割の税率のときもございまして、これらの時代の滞納金を、五割に税率が下りました昨年の一月に、殆んど完済いたしたのでございまして、その負担から未だ抜け切れないような状況にあるのでございます。
従つて経済的の地位の低い都市や、農村にある映画館や、或いは場末の生活程度の低い観客層を相手にいたしております映画館の経営の困難を訴えるのは、当然のことであります。而も従来は十五割、十割の税率のときもございまして、これらの時代の滞納金を、五割に税率が下りました昨年の一月に、殆んど完済いたしたのでございまして、その負担から未だ抜け切れないような状況にあるのでございます。
ことに入場税のごとき、世界に類例なき高率は、まさに戰時意識の残滓とも申すべきであり、観客層に與える苦痛はもとより、映画製作事業のごとき国民文化と深いつながりを持つ事業も、税の重圧のため存立の基礎を失わんとしている現況にあつて、その向上のほども危ぶまれるのであります。文化政策の上からも寒心にたえないものがあると存ずるものであります。
そういう点から、前回十五割から十割に減税をいたすときにおいては、文化的の役割から見て、いわゆる観客層の面からも考慮をして、相当入場料金のわくをはずすとか、いろいろな点からこの点をねらつたのですが、今映画関係の製作面とかあるいは小屋の経営とかいろいろな面から見て、結局われわれが期待した料金引下げというももの非常に困難である。
従つて今後この価に十二分な注意を拂いまして、観客層の認識と理解を求める面に力をいたすと同時に、又競輪場の設備を完全にいたしまして、仮に不心得な観衆ができましても、そういう目的を達し得られないような設備をすることがいいのじやないか。更に又かように考えますることは、過去一年の間の経過から考えましても、自転車の振興そのものに対しまして相当顕著な寄與をいたしております。
成る程治安を害するようなことが頻々として起る、又且つ今後におきましても、これが防止できないんだというような結論に達するような情勢にありますならば、この際中止ということも重点を置いて考うるべきでないかと考えまするが、今までの経過並びに今日の情勢から判断をいたしますると、先程来申上げましたごとく、設備の改善或いは観客層に対する理解を深くして貰うというようなもろもろの対策を請じまするならば、恐らく今日まで
この料金の統制をすることによつて、全國の二番館以下の大衆映画館というものは、当然現在の三十円というものをはるかに下まわることによつて、非常に観客層も増しますし、これによつて利するところが多い。また相当の都市における映画館等によつては、これによつて設備の改善もできましようし、さらに藝術的な、良心的な作品ができる。