1966-03-17 第51回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
そういう意味からして、海運界にも相当ないま要望があるのですが、適当な客船ですね、いわゆる観光客船と申しましょうか、すでに商船三井が南米の移民船を改良してこしらえているようにも聞いておりますけれども、あんな大きな必要はないわけです。
そういう意味からして、海運界にも相当ないま要望があるのですが、適当な客船ですね、いわゆる観光客船と申しましょうか、すでに商船三井が南米の移民船を改良してこしらえているようにも聞いておりますけれども、あんな大きな必要はないわけです。
○参考人(平田敬一郎君) 海運の事情にたいへんお詳しいような御質問でございますが、私ども観光客船の問題も、たしか二、三年前でしたか、三、四年前でしたか、一ぺん話題にのぼりまして、運輸省とも話し合ってみたことがございます。
そこで、理想から申しますると、幾たびか出て、まだ日の目を見ません太平洋の観光客船というようなものも、観光施設として考えるといたしますると、実に膨大なる予算になるわけでございます。事実今度やりまするあの瀬戸内海の観光客船なんかでも、これは観光事業の範疇に入るべきものだと思うのであります。
従いましてそういった建造並びに運航採算上どうしても損失をこうむるようなものに対しまして、この際特別の助成措置を考えていきたい、それから又客船問題でありますが太平洋の観光客船の増大に伴いまして、航空機の輸送力も見合いましてどうしても太平洋における旅客海上輸送の航権を確立する、あるいは観光客の吸収によりまして、国際収支の改善に対する寄与をして参りたい、こういったことで客船に対しまする建造促進としても、やはり