2020-11-17 第203回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
例えば、全国一斉に休日に集中する旅行需要の分散、そして平準化というのも大事だというふうに思いますし、例えば、平日旅行のポイント割増しや特定有名エリアへのオーバーツーリズム、京都でいいますと、京都市内はもうコロナ前は観光公害と言われていたぐらいなんですけれども、地元周辺地域への旅のマイクロツーリズムの促進を目指しての、地元若しくは近中距離圏の旅行ポイント割増しなど、持続可能な観光への転換をする制度を期間延長
例えば、全国一斉に休日に集中する旅行需要の分散、そして平準化というのも大事だというふうに思いますし、例えば、平日旅行のポイント割増しや特定有名エリアへのオーバーツーリズム、京都でいいますと、京都市内はもうコロナ前は観光公害と言われていたぐらいなんですけれども、地元周辺地域への旅のマイクロツーリズムの促進を目指しての、地元若しくは近中距離圏の旅行ポイント割増しなど、持続可能な観光への転換をする制度を期間延長
一時は観光公害とも言われるぐらい、多くの観光客、特に外国人観光客が押し寄せましたけれども、今は、それは全くありません。移動制限の中で、国内観光もほとんどありません。そして、有名観光地と言われるところの人影もまばらであります。 さまざまな観光地の門前のお土産物屋さんは、ゴールデンウイークといえどもシャッターが閉まっている。
宿泊の施設が不足する、あるいは公共交通機関が混雑する、民泊での騒音やごみの問題等で観光公害だというような言葉も言われました。私は、この観光公害というのは大変失礼な言葉だと、このように思いますけれども、いずれにいたしましても、いろんな摩擦があったわけでございます。 しかし、コロナウイルスが発生してから途端に観光客が激減いたしました。
しかし、こうした過度に大きな目標設定を行い、これをしゃにむに進めることが、三大都市圏を中心に観光公害とまち壊しを加速させている。もともとの観光立国推進基本法、観光政策審議会答申では、観光の目的、理念として、豊かな国民生活の実現、つまり、「住んでよし、訪れてよし」の実現がうたわれていました。
○穀田分科員 今ありましたけれども、観光公害といいますか、オーバーツーリズムといいますか、そういうものを調査するということがいよいよ大事になってきていると思うんです。 私は、東京、京都、大阪を結ぶゴールデンルートに外国人観光客が集中することで、オーバーツーリズム、この弊害が日本を代表する大都市地域全体に広がることを強く懸念しています。
七、国、奈良県、明日香村は、朋日香村を訪れる人々の、歴史的風土及び文化財の保存に対する深い理解と協力によつて、観光公害防止の実効があがるよう努力すること。 右決議する。 以上でございます。
このため交通公害、空きかんの散乱など観光公害が発生しているなどによって住民の被害者意識が高まり、さまざまな規制に対する保障を含めて飛鳥保存事業に対する世評は厳しいものがあるということを感じます。 また、県は、明日香特別措置法に対処するために、村整備基金に五十五年度の県負担分として一億二千五百万円を支出、さらに初年度の基金運用補助金として五千万円を別途計上しているということであります。
そこで、御指摘にありましたいわゆる観光公害をいかになくしていくかということにつきましては十分配意をしなければならないことでございますが、しかし、総理府として直ちに実効が上がる方策と、こう言われましても、なかなか御答弁しにくいことでございますが、小さなことかもしれませんが、やはり行った方々がみずからのごみ、あくたの類はみずからが処理するというようなことに協力をしていただくことでもありますし、また、県や
年間百万とも百五十万とも言われているのですが、道は狭いし、道路も余り新しい道はできていないので曲がりくねっている道も多いし、そこへ観光バスあるいはマイカー等が殺到する、観光公害というのがひどいですね。
また、観光客というものは、果たしていま一番明日香が望んでいる人が来ているかどうかは疑問なんですが、明日香に憩いを求めるべき人はどういう人でなければならないか、しかも、この観光公害というものに対して村民が非常にある意味においては迷惑をしている。
七、国、奈良県、明日香村は、遺跡、遺構等に対して国民が史実に基づいた正しい理解を深め、明日香村を訪れる人々の、明日香村の歴史的風土及び文化財の保存に対する積極的な協力がえられることによって、観光公害防止の効果があがるよう努力すること。 右決議する。 以上であります。 委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
次の問題は、観光公害ということが言われております。
こういう状況ですから、そういう便所一つに何千万も金をつぎ込むのじゃなくて、それを観光公害をなくすための自然と調和したごみ箱をたくさん備えつけるとか、あるいは観光客に美化を呼びかけるような自然とマッチした立て札を立てる、そういうふうに使った方が何ぼか有効じゃないかと思うのです。これは一例ですが。そういう点では、この歴史公園のあり方についても度政府として検討してほしい。
それからもう一つは、観光公害防止の問題です。そのための即効薬はないと私は思うのですが、この法律ができる機会に政府自身も、この法律の趣旨が広く国民に理解されて、明日香を訪れる観光客が自発的に観光公害防止に協力するよう努力する責任があると思うのです。これは単純なPRという意味ではなしに、教育的見地も含めた手だてというものが考えればあろうと思うのです。
○松本(忠)委員 時間がちょっと少なくなりましたが、末永先生、嶋田先生、犬養先生、それぞれ考古学者として文化財保護の問題、あるいはまた万葉の研究者としてごりっぱな業績を残されておる第一人者でございますが、そうした方々にこういう愚問を発するのは大変失礼かと思うのでありますけれども、先般現地視察に参りましたときに、いわゆる観光公害の問題に対しまして実態を見て私はびっくりいたしました。
○末永参考人 お話しのように、これは私たちにとってちょっと専門外のことになりますが、しかし、観光公害というお言葉がございますと、その観光を誘致する一つの対象をわれわれがつくっておることにもなります。
また、この法律は、現地の地域立法という気持ちではなくて、やはり日本国民全体が飛鳥に対する憧憬の気持ちを持ってこの法律を制定していただけるものと考えておりますので、村の名前を冠せられたこの法律を国民全体に理解をしていただきまして、この歴史的な財産というものは国民全体が守っていくのだという精神的な気持ちも十分涵養していただきまして、いわゆる観光公害というものが起こらないようにぜひ努力をしていきたいと思います
○清水政府委員 明日香村につきまして、御指摘のような観光公害という言葉が言われること自体私も全く残念なことだと思います。
いわゆる観光公害というべき状態が起こっておる。しかもごみを処理するのに村の方々が奉仕によって処理をなさっているような現状もあって、これが村民の方々の深刻な悩みの一つになっているのが現状でございます。
どういう事業がやってもらえるのか、緩衝緑地帯をつくるとか、釣り場をもとのように修復して、磯にして釣り場になるようにしてほしいとか、架橋地地点の沿線をなるべく早く用地買収をして、乱開発ややたらとホテルが林立するようなことにならないように用地買収が一番急ぐのじゃないかとか、砂利採取地が非常に大きく山はだが削られておる、そういう跡をどう修復するのかとか、観光公害、乱開発への不安を含めて、地元の期待と保全事業
環境庁も来ておると思うのですが、観光地、たとえば上高地、あの辺はいわゆる観光公害と言われている。そうして、山へ入った人たちがたれ流す屎尿、そうしてそれによって雷鳥あたりも被害を受けている。梓川、あれも五十鈴川に匹敵するほどの清流ですけれども、あの中には大腸菌がうようよしている。
それから次に、観光公害について、ちょっと伺いたいのです。 最近、国定公園、国立公園、こういうような中では、観光公害がなかなかひどくなっている。上高地の観光公害については去年、対策をはっきり示し、これによって実施しているはずであります。 最近、北海道では、いまシーズンでありまして、七月から八月にかけて一日、二、三万ずつ、ニセコ積丹小樽国定公園の中に観光客がわんさわんさ入っているわけです。
上高地あたりでも、あれほど世界的に有名な場所でも、もうすでにいろいろな観光公害が発生しておる。あのきれいな川が大腸菌がうようよするような状態になって放置されている。まして富士を保全するといっても、スバルラインのこういうような現在の状態から、またあらためて道路をつくろうとする動きさえ出ておる。
これに対して環境権については、いままで御承知のとおり判決例ではあっちこっちで環境権を是認された判決が出ておるわけでございますが、この間の大阪国際空港の判決では、人格権は認められたけれども環境権は認められておらない——人格権というのももとより法文上の規定は全然ないわけなんでございますが、まあそういうのもございますが、やはり大阪で起こった藤井寺ナイターの観光公害に対する住民の環境を守るための環境権などというのは
○島本委員 まず私は、秋田の米代川流域のカドミウム汚染米に対する問題、それと上高地の環境保全を中心としたいわゆる観光公害、この二つの問題につきまして、われわれとしては、十一月の二十九日から三十日まで二日間は秋田へ直接参りまして、調査をしてまいりました。
いまや観光公害ということばすら出ておるのであります。でありますから、これを長期計画によって、あるいはできるだけその施設の整備をし、自然を破壊しないように配慮しつつ、そしてこの富士の姿、富士の自然を保護するという力点からこういう法律を出されたものと私ども了解いたしております。
自然の美を求めて観光客が集まる、あるいはレクリエーションの場となっておる、そういうところにおいて、いわゆる観光公害と申しますかそういうものが非常に多い。
しかし、人間一人一人を監視することは不可能でございますから、そういう形でおかしておる生活公害については、やはり人間の意識の改造、倫理観の高揚ということまであわせ考えませんと、口を開けば汚染を議論いたしますけれども、私ども大学の学生を相手にしておりますとそういうことを言うのですが、自分たちが観光に行くと、目に余る観光公害を平気でやってくる。
○木下委員 こうした観光開発計画が徹底的に住民無視の形で進められてきましたが、さらに重要なことは、この計画が実現されましたならば、いわゆる観光公害によってごみ、屎尿、排水、排ガス、交通事故、それに風紀の紊乱といったことが予想されるわけであります。それによって漁業とか農業に携わる住民の生活に大きな圧迫が加わる、こういうことになるわけであります。