1991-10-02 第121回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
この国民の保養の場としての活用という面は、その後、観光・リゾート産業として定着をいたしました。また、国際交流の場としての活用という面では沖縄国際センターの形で実現をいたしました。規模はまだ小さいのでありますが、かなりの成果を上げてきているのであります。復帰のころには一部の有識者の方々から、沖縄を香港やシンガポールのような全島フリーポートにしたらどうかというお話もありました。
この国民の保養の場としての活用という面は、その後、観光・リゾート産業として定着をいたしました。また、国際交流の場としての活用という面では沖縄国際センターの形で実現をいたしました。規模はまだ小さいのでありますが、かなりの成果を上げてきているのであります。復帰のころには一部の有識者の方々から、沖縄を香港やシンガポールのような全島フリーポートにしたらどうかというお話もありました。
しかしながら、国と県は懸命になって開発計画を進めてまいりましたけれども、復帰後は、県民生活の向上あるいは観光・リゾート産業の進展等に伴いまして水需要が飛躍的に増加をしてまいりました。水資源の開発計画がこれに追いつかないというのが実情であります。そこで私は、今進めておりますダム等の建設計画をいま少しテンポを速める必要があるだろうというふうにも思うわけであります。
今後の県民所得の向上を図りますためには、ただいまお話がございました本年五月に公表されました沖縄振興開発審議会専門委員会の最終結果報告にも示されておりますとおり、沖縄の特性を最も発揮し得る観光・リゾート産業の発展、それから沖縄の特性を生かした製造業、農林水産業、情報サービス業等の産業が従来以上に発展することが必要であろう、このように考えている次第でございます。
そこで、時間があればモノレールのこととか那覇—座間味間の琉球エアーコミューターの件についても聞きたいわけですが、その前にもう一点、これも随分要求なり要望して議論してまいりましたが、沖縄の産業振興を考えた場合に観光リゾート産業の振興というのは非常に重要なんですね。第一次産業の振興にとってももちろんこの連動する観光産業というのは重要視されている。
また、農林水産業、観光・リゾート産業等の開発・推進及び流通の改善に資するよう農業基盤、交通基盤等の整備を強力に推進すること。 三、小笠原諸島における産業の振興を図るため、交通施設、農漁業施設、観光施設等の整備促進に特段の配慮をすること。 なお、小笠原空港の整備構想の推進に努めるとともに、自然環境の保全にも十分留意すること。
二 奄美群島の特性に即した産業の振興を図るため、大島紬等地場産業の育成に努めるとともに、農林水産業、観光・リゾート産業等の開発・推進及び流通の改善に資するよう農業基盤、交通基盤等の整備に特段の配慮をすること。 また、引き続き奄美群島振興開発基金の充実強化に努めること。 三 小笠原諸島における産業の振興を図るため、交通施設、農漁業施設、観光施設等の整備に特段の配慮をすること。