2007-04-11 第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
したがって、早急に親魚養成技術及び種苗生産技術の確立を図って、養殖漁業者の経営安定、地域のカンパチ種苗供給産業の創設、外国産天然種苗輸入に伴う疾病持ち込み防止を図ることが今強く求められているというふうに思うところであります。 このため、鹿児島県では、平成八年に国産の天然魚百五十匹の親魚養成を開始いたしました。
したがって、早急に親魚養成技術及び種苗生産技術の確立を図って、養殖漁業者の経営安定、地域のカンパチ種苗供給産業の創設、外国産天然種苗輸入に伴う疾病持ち込み防止を図ることが今強く求められているというふうに思うところであります。 このため、鹿児島県では、平成八年に国産の天然魚百五十匹の親魚養成を開始いたしました。
まず、瀬戸内海栽培漁業は、国からの委託費を主な財源として瀬戸内海関係十四府県及び同漁連を会員とする瀬戸内海栽培漁業協会を設立して、五事業場及び親魚養成前進基地をもって事業を推進しており、最近においてはクルマエビ一億五千八百万尾、ガザミ二千万尾、マダイ二百八十万尾、カサゴ二百万尾、カレイ百万尾、以上五種を中心に種苗の量産が行われ、その事業化とその他の魚種の開発を行っているところであります。
そこで私どもといたしましてはヒメマス卵を昭和四十三年に五十万粒、これは私どもの淡水区水産研究所の日光支所から供給いたしたのでございますが、さらに昭和四十四年には北海道のさけ、ますふ化場から十万粒を供給あっせんいたしたのでございますが、さらにふ化放流の安定化をはかるためにヒメマス親魚養成に関する試験研究について秋田県に対しまして四十五年以降継続をいたして助成をいたしておるのでございます。
それでも、昨年が特に親魚の数が少のうございましたので、本年度から両県に対しまして、親魚養成につきまして、魚苗も含めて共同の指定試験として助成をいたして、三カ年間で研究をさしてまいりたいというふうに考えております。