1978-03-08 第84回国会 参議院 予算委員会 第5号
次いで藤谷公述人は、沿岸漁民の立場から、沿岸漁業振興の一環としてのサケ・マス増殖事業の重要性を指摘し、現行北海道におけるサケ・マス人工増殖事業における国、道並びに民間機関の二元的運営の実態を述べ、今後の対策として、親魚捕獲から採卵、ふ化、放流に至るまでの一貫的事業を民間機関に移す必要性を強調し、その事業費の分担についても、沿岸定置網漁業者はもちろんのこと、母船式、独航中型、小型漁船業者に負担せしめるとともに
次いで藤谷公述人は、沿岸漁民の立場から、沿岸漁業振興の一環としてのサケ・マス増殖事業の重要性を指摘し、現行北海道におけるサケ・マス人工増殖事業における国、道並びに民間機関の二元的運営の実態を述べ、今後の対策として、親魚捕獲から採卵、ふ化、放流に至るまでの一貫的事業を民間機関に移す必要性を強調し、その事業費の分担についても、沿岸定置網漁業者はもちろんのこと、母船式、独航中型、小型漁船業者に負担せしめるとともに
さような意味でこれをプールして処理をいたします場合に、最もそれを円滑にいたしますためには、いままでのようなやり方では必ずしも十分ではないのじゃないかという考え方で、本年度からそういう形に切りかえたいということで、国といたしましては、直接にモデル的に親魚捕獲事業を行なう場所を五カ所確保いたしまして、あとはむしろ予算なり人員の配置なりの面で、従来の経緯から見まして、それをもう少し弾力的に事業運営ができるような