1985-04-09 第102回国会 参議院 外務委員会 第6号
したがいまして、政策面においては大きな変更はないと思いますが、ただ従来と若干今後違うと思いますのは、隣国であるリビアとの友好関係とかあるいはエチオピアとの友好関係ということを言っておりますので、そういう意味におきましては従来よりも非同盟的な方向に向かっていくのではないか、親米、親西欧ということでありましても非同盟の方向の色彩が若干強くなるであろう。
したがいまして、政策面においては大きな変更はないと思いますが、ただ従来と若干今後違うと思いますのは、隣国であるリビアとの友好関係とかあるいはエチオピアとの友好関係ということを言っておりますので、そういう意味におきましては従来よりも非同盟的な方向に向かっていくのではないか、親米、親西欧ということでありましても非同盟の方向の色彩が若干強くなるであろう。
つい先般、このオーマンの王室顧問ザワウィ氏が来まして、私も面会いたしましたが、あの地域における親西欧の立場をとっておる国でございまして、全体の経済情勢その他についての意見交換をいたしたわけでございまして、御指摘の、新聞記事に伝えられるようなことは全然ございませんと思います。
しかるに、去る四十二年九月、わが国がそのイニシアチブをとり、アメリカ、イギリス、西ドイツなど八カ国、オブザーバー三カ国、それにIMFが加わり、いわゆるコンソーシアムを結成し、同じく債権国であるはずのソ連、中国を排して、ひたすら親西欧のポーズをとるスハルト政権てこ入れに狂奔するのは、国際協力による南北間の格差解消という世界史の流れに逆行するものであります。
それで新聞紙の報道によりますと、この反響が非常に大きくて、カイロにおいては日本はアラブ連合の盟友だというようなことを言っておりますし、また、当日その発言された日本の駐アラブ連合大使は現地において非常に英雄視されておるというような状況、ところが、逆にイラン、レバノン、イスラエルなどの親西欧派の在日大公使からはいろいろな抗議や問い合せがあったことが新聞紙に出ておりますし、レバノンの駐日公使は「イラク事件
レバノンにおきましては、親西欧政策を基調とするシャムーン大統領の来たる九月の大統領選挙再出馬阻止をおもな契機とする野党攻勢が今春以来漸次激化しております。五月八日反政府色の強い一新聞発行人の暗殺事件を口火といたしまして、反政府派は現政権打倒ゼネストを呼びかけ、反政府暴動は首都ベイルートをはじめ全国各地に波及しておりまして、その状況はまた御承知の通りであります。
レバノンにおいて、親西欧政策を基調とするシャムーン大統領の来たる九月の大統領選挙再出馬阻止をおもな契機とする野党攻勢が、今春以来漸次激化しております。五月八日、反政府色の強い一新聞発行人の暗殺事件を口火として、反政府派は、現政権打倒ゼネストを呼びかけ、反政府暴動は、首都ベイルートを初め全国各地に波及しております。
理想主義的なスカルノと、いわゆる親西欧的と目されている——これはオランダ等あたりの情報によりますると、そういう工合に言っておりまするが、現実的なハッタとの対立であるともいわれているのでありまするが、私どもが直接このハッタ博士あるいはスカルノ大統領等あたりに話しをいたしまする機会ごとに感じますることは、オランダその他あたりから入ってきておりまする情報ほど深刻ではないということであります。
マシュミ党といえば親西欧、親米的な政派でありまして、今日スカルノ政権に対してむしろ反対党の立場にある。またサンフランシスコ平和条約というものはアメリカのイニシアチブによってでき上ったものでありまして、私どもはその当時反対したわけであります。
理想主義的なスカルノ氏に対しまして、バッタという人は親西欧的であり、また現実的な人だという工合に世間では承知されておりますが、私も両者に会いましてやはりそういうような感を深くいたしました。それと同時にいま一つは、中央におきましてスマトラ出身の勢力が非常に少い。