2001-11-21 第153回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号 家庭裁判所におきましては、一般的には児童福祉法二十八条事件や親権喪失宣告事件が児童虐待の中心的な事件と言われているわけでございますけれども、離婚あるいは親権者の変更、面接交渉などの家事調停事件におきましても調停委員が当事者から事情を聴取する中で児童虐待がうかがわれるような事情があらわれたり、あるいは家裁調査官が調査をする中で虐待を明らかにする場合が少なくないような状況でございます。 安倍嘉人