1977-03-02 第80回国会 衆議院 外務委員会 第2号
できないけれども、何だか親善友好条約というようなものの提案もあるそうです。そのときにはそれを入れてもらえばすべて問題は解消すると見ておるのです。これは答弁というよりは感想を承りたい。
できないけれども、何だか親善友好条約というようなものの提案もあるそうです。そのときにはそれを入れてもらえばすべて問題は解消すると見ておるのです。これは答弁というよりは感想を承りたい。
○安井委員 もう一つ、北方領土交渉に関連する、考えられる限りの問題点を、きょうはずっと挙げてきておるわけですが、その一つに、日ソ親善友好条約の提案の問題があります。 ソ連側は、領土問題は一応たな上げして、とりあえずこのような条約を結ぶべきではないかという提案をしばしばしているように伝えられております。
○近藤委員 そこで、これは新聞紙上で承ったのでありますけれども、先日、駐日ソ連大使のトロヤノフスキー氏が三木総理やその他与党の幹部にも会われて、何か日ソ善隣親善友好条約についての話をされたと、こういうことでありますけれども、具体的にそれはどういう提案だったのか、それに対する外務当局の考え方はどうなのか承りたいと思います。
○国務大臣(重光葵君) さき頃カンボジア首相が国賓として来朝されまして、そのときにカンボジアとの間に友好条約をこしらえまして、これは基本的の親善友好条約でございます。その際に移民問題をも協議をいたしました。そして友好条約の中には、カンボジアが移民を受け入れる用意があるというような趣旨の一条項もございます。そこで非常に、これは何と申しますか、一つのいわば画期的のことといって差しつかえございません。