2014-04-08 第186回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
そのために、このプログラムでは、LSI、大規模集積回路チップの消費電力を大幅に低減するために、それに必要な基盤技術の開発に挑んだというものだそうです。最終的な目標というのは、消費電力を従来の百分の一ぐらいにするというものでした。
そのために、このプログラムでは、LSI、大規模集積回路チップの消費電力を大幅に低減するために、それに必要な基盤技術の開発に挑んだというものだそうです。最終的な目標というのは、消費電力を従来の百分の一ぐらいにするというものでした。
大規模集積回路、このLSIのスピード、その一種であるスパコン用のCPU、これだけは富士通は、富士通でしか開発しないということで、ほかの部分はいろいろな企業とも連携しているんですが、ここだけは絶対に富士通、自分たちでしかやらないと決めてやっていることが、まさしく社員たちの誇りが世界一を生み出したポイントになっているわけですね。
そしてその後、驚異的なスピードでLSI、大規模集積回路ですね、それから超LSI、そういう状況がどんどん進んできて、コンピューターも小型化されてきた。そういう流れの中にカラーテレビも出てきたし、あるいは電車に乗るときに切符を買うのに昔は大変問題があったんですが、どこへ行ってもコンピューターで中央に問い合わせしなくてもすぐわかるような時代になった。
これはLSI、大規模集積回路でありますが、あるいは光ファイバー線路、そのような新しい技術が用いられるようになったわけでございますが、それらはともにディジタル通信あるいはディジタル処理、そういうふうなものに活用いたしますと最もその効果が発揮できる、そういうふうなものになっているわけでございます。同時に、ディジタル技術と申しますのは、情報処理との融合が極めて容易となっているものでございます。
それにさらに、それをもっともっと大規模に集積しまして、つめの先ぐらいのチップの中に何百万というくらい入るような素子を詰め込むのが大規模集積回路、第四世代ということになっております。 こういう主としてデバイスが飛躍的に改良されることによって電子計算機はどんどん性能を上げまして、いわば性能的には巨大化してきたわけでございます。
現在、大規模集積回路で小さな素子の中にどれだけたくさんの、さっきビットと申し上げましたが、何ビット記憶の量が入るかということをやっておりますが、大まかに言いますと現在までは大体キロビット、千ビットのオーダーではかる時代でございました。今後一九九〇年代以降は明らかにメガビット、百万ビットの時代になります。つまり千倍ぐらいジャンプするような時代が来るわけでございます。
それから第四世代電子計算機の基本技術開発ということで昭和五十一年度から五十八年度にかけて、具体的には大規模集積回路の開発とか基本ソフトウエア技術開発及び新周辺末端装置技術の開発というようなもので五百十三億円。それから光応用計測制御システムの開発、これは昭和六十年度まででございますが、これが百二十四億円。それから科学技術用高速計算システムの開発、これに約七十三億円。
最近のエレクトロニクス技術の発展というのは大変著しいものがあるわけでございまして、特に御案内のように、大規模集積回路の技術というのがそれを代表するものであるということができるかと思います。ここ二十年にわたって、一つの集積回路の上に実現できるトランジスタの数というのが毎年ほぼ二倍という速度で上昇しています。
それからその次の大規模集積回路、LSIの時代、一九七〇年代になりますと情報処理というものが入ってまいります。これは中央に大きなコンピューターを置きまして、オンラインで端末機が置かれる時代でございます。集中処理型システムとここに書いてございます。それから端末機がありまして、端末機を使っていわゆる対話型の処理ができるようになったということでございますね。
なお、この四月一日に発足いたしました厚木の研究所では、大規模集積回路、超LSIでございますが、こういったものを中心として機能素子等について研究をしておるところでございます。
実際にこれが使われ出しましたのは、昭和三十年代に入りまして、真空管のかわりをするということで、ラジオが非常に小型なものになっていく、それからこれが集積回路に発展する、さらに大規模集積回路にこれが発展してくる、こういうことで、今日のようなコンピューターといいますか、エレクトロニクスの世界ができてきた。
次に、次期先導産業の育成を図るために、次世代電子計算機用大規模集積回路(超LSI)開発費補助を百億五千二百万円と拡充し、その研究開発の促進を図るとともに、大型ジェット旅客機の開発を促進するための次期民間輸送機(YX)開発費十二億八千八百万円、情報処理振興事業協会事業運営費二十二億七千九百万円等を計上しております。
さらに、技術集約型産業の育成強化を図るため、次世代電子計算機用大規模集積回路(超LSI)開発費補助を八十六億四千万円と大幅に拡充し、その研究開発の促進を図るとともに、情報処理振興事業協会において、八億五千万円の予算を計上し、我が国独自のソフトウェア生産技術の開発を一層推進することとしております。
さらに、技術集約型産業の育成強化を図るため、電子計算機産業振興対策費として、予算百四十九億三千百万円、日本開発銀行融資四百億円を計上し、自由化を迎えて、国産メーカーの技術開発力、販売力を強化するとともに、新たに次世代電子計算機用大規模集積回路の開発に着手することとしているほか、情報処理振興事業協会において、五億円の予算を計上し、新たにソフトウエア生産技術の開発を推進することとしております。