1975-04-22 第75回国会 衆議院 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第3号
ややもすると下牧時——北海道は御存じのように大規模草地等もかなり整備されておりますから、放牧が上がる時期にかなり販売が多くなる。その販売はその時点の需要量をかなりオーバーして、たとえば十月の末とか十一月にかけて、一カ月、二カ月の需要量をかなりオーバーした販売が起きてくる。
ややもすると下牧時——北海道は御存じのように大規模草地等もかなり整備されておりますから、放牧が上がる時期にかなり販売が多くなる。その販売はその時点の需要量をかなりオーバーして、たとえば十月の末とか十一月にかけて、一カ月、二カ月の需要量をかなりオーバーした販売が起きてくる。
そこで私は、農林省の肉牛のそういう集団飼育、大規模草地等の施策に対する考え方を聞きたいと思うのですが、二百二十五ヘクタールもある大規模の草地をつくって、牧野農業協同組合をつくって、町も相当な投資をしてやっておるわけですが、それを育成する局は農地局ですか、大規模の草地を開拓するまでは。
いま私どもが計算しておるのは、先ほど申し上げた大規模草地等をつくって、自然条件にマッチしたところで牛をつくった場合、私の計算では、九百日で十三万五千円、一日飼育労働賃金を含めて百五十円で十分飼育できる。それ以下に、いわゆる牛の育成を十三万五千円以下に切り詰めることは、ちょっと現況では無理であろう。