1992-03-26 第123回国会 衆議院 建設委員会 第3号
このため、滋賀県から大規模漁場保全事業による底質改良を実施し、漁場の生産力の回復と親水機能の向上を図りたいとの要望が水産庁に対してあったところでございます。今後、本事業の実施につきまして、滋賀県と十分協議して検討してまいりたいと考えております。
このため、滋賀県から大規模漁場保全事業による底質改良を実施し、漁場の生産力の回復と親水機能の向上を図りたいとの要望が水産庁に対してあったところでございます。今後、本事業の実施につきまして、滋賀県と十分協議して検討してまいりたいと考えております。
これの対策といたしましては、おっしゃられるように海砂をかぶせて海の浄化能力を回復をするということが有効であろうということでございまして、私どもとしては国、農水省・水産庁の方にお願いをいたしまして大規模漁場保全事業あるいは海洋環境浄化再生事業ということで、できれば平成四年度にも事業費ベースで二億円くらいの事業を御採択いただけないであろうかということで話を持ち上げて要望いたしております。
このため、福岡県から大規模漁場保全事業として覆砂、これは土砂を海底にまく事業でございますが、これによります底質改良を実施し、漁場の生産力の向上を図りたいとの要望が水産庁に対してあったところでございます。今後、本事業の実施につきましては、福岡県と十分協議して前向きに検討してまいりたいと考えております。
ただ、御指摘の漁場環境保全対策事業がここ数年間減りつつあるじゃないかということでございますが、これにつきましては、厳しい財政事情のもとにありまして予算を重点的に振り向けざるを得なかったという面はございますけれども、特にこの漁場保全対策関係事業の予算が減っておりますのは、大規模漁場保全事業というものが特に北海道中心でやっておったわけでございますが、この要望が非常に少なくなりまして、実は小規模の方を大幅
海底に積もったところの廃棄物の除去を行うための小規模漁場保全事業ということや、また海中に浮遊するプラスチック等を回収するところの漁場環境維持保全対策事業というものも非公共で実はやっておるわけであります。
なお、補助率のアップ等につきましても、現に五十二年度予算では、大規模漁場保全事業につきましても補助率のアップを農林省は大蔵省に要求しております。そういうようなことで、逐次ステップ・バイ・ステップで、いろいろな技術の発達とかそういう面を十分勘案しながらこの事業を充実さしていきたいというふうに考えているわけでございます。
それでも、ただいま申しましたように、沿岸漁場の整備につきましては、大規模漁場保全事業につきまして現在十分の六の補助率を四分の三にするという要求を、五十二年度の大蔵省に対する予算の要求の中で水産庁は出しているわけでございます。