2003-07-02 第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
今、大規模林道計画自身が、三十二路線百四十四区間ということで、その進捗率が、三十年の中で五六%ぐらいの進捗率であるという報告を受けておりますけれども、私自身も、ちょっと最近、唯一の中止区間となりました朝日山地の方の大規模林道を視察する機会がありましたので、こういった質問をさせていただくわけです。
今、大規模林道計画自身が、三十二路線百四十四区間ということで、その進捗率が、三十年の中で五六%ぐらいの進捗率であるという報告を受けておりますけれども、私自身も、ちょっと最近、唯一の中止区間となりました朝日山地の方の大規模林道を視察する機会がありましたので、こういった質問をさせていただくわけです。
実際、現地でも手で植えたようなものがありましたけれども、本当にこれが十年たってこんな小さいんだろうかというような杉でしたし、できればそういった自然林というのは守っていただきたいですし、今、行政の方でも、同じ森林行政の中で、そこを白神山地よりも大規模な保護林として指定して、大規模林道計画を中止している。
計画策定から時間が経過した公共事業の必要性を見直すという時のアセスメントで不要と判断されたんだろうと思いますし、大規模林道計画が着工を中止されるのはこれが初めてのケースでございます。
○岡崎トミ子君 今のお話を受けまして林野庁長官にお伺いしたいと思いますが、十二月十五日に、大規模林道計画廃止直前のこのときにNGOの側との話し合いが行われて、そのときにブナ林保護研究センターの開設の要請がありました。 四カ月過ぎましたので、文化庁、環境庁の協力を得て開設はできないものか、簡単にお願いをいたします。お伺いします。
例えば、山形県真室川−小国線についてですが、そのうち朝日−小国区間は、磐梯朝日国立公園や自然環境保全地内を通過して、幅五メートルから七メートルの舗装道路で六十四キロメートルの大規模林道計画を進めてまいりました。 この地域は、年間の半分が雪に埋もれている日本でも有数の豪雪地帯であります。集落もない奥地に山村振興にもならない計画だ、こういうふうに地元ではおっしゃっております。
環境庁にあわせて伺いたいのですが、この大規模林道計画については、一九七四年に政令で路線指定をする際に環境庁も了承したという経緯があるようですけれども、路線全体について一般的に了承したといっても、この区間についてどうこうということではなかったと思うのですね。それから十五年もたっていますし、ブナ林の価値が見直される、あるいはイヌワシが見つかったり、新しい状況もあります。
○島本委員 そうしてこれまた大規模林道計画、これに対して当時これの環境調査をしておる小関という北海道大学の教授の、「既設林道改良部分は問題ない。新規開設部分は、工法の選定、工事の実施の際、きわめて慎重な配慮が必要だ。」というふうなのがついているでしょう。