1983-04-27 第98回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
それによりまして、住民の足の確保と相まちまして、こういう雇用問題等に対する影響もできるだけ軽減できる、さらには、事業を廃止するという場合におきましては、事業者に対しまして適切な補償を実施するために、運輸大臣は一般旅客定期航路事業の再編成についての基本方針というものを定め、それから、その基本方針に基づきまして規模縮小航路、規模拡大航路等を指定するようになっておることは先生御承知のとおりでございます。
それによりまして、住民の足の確保と相まちまして、こういう雇用問題等に対する影響もできるだけ軽減できる、さらには、事業を廃止するという場合におきましては、事業者に対しまして適切な補償を実施するために、運輸大臣は一般旅客定期航路事業の再編成についての基本方針というものを定め、それから、その基本方針に基づきまして規模縮小航路、規模拡大航路等を指定するようになっておることは先生御承知のとおりでございます。
○栗林卓司君 いまのお話のように規模拡大航路ということになりますと、実際には明石海峡における航路ということになるわけですね。
○栗林卓司君 運輸省にお尋ねをしたいのでが、この法律の中にある再編成基本方針を踏まえながら、規模縮小航路と規模拡大航路と二つの航路指定の対象があるわけだけど、これをどうやって組み合わせながら具体的にこの橋の完成に伴う影響の軽微化を図っていくのかという点についてはいかがでございますか。
○栗林卓司君 私が伺っていますのは、しようがない、橋ができてしまう、この際転業しようか、あるいは新しい職を見つけようかというときに規模拡大航路が目の前にある、しかもその需要は社会的責任において満たさなきゃいかぬ、したがってそっちもやるんだ、そんなことがなきゃもっと早く転業ができたかもしらぬ、もっと早く新しい職場に対応できるように自分自身を訓練できたかもしらぬ、にもかかわらずそっちになった。
それから、規模拡大航路につきましては、大鳴門橋が供用開始されました場合に、淡路島と阪神間、淡路島と本州間を結ぶ若干の航路について規模が拡大するであろう、このように考えております。
○政府委員(永井浩君) 規模拡大航路というのは、全般的に言いますと、規模縮小あるいは廃止航路に比べますと、非常に数は少のうございますが、若干、たとえば鳴門大橋が架橋されますと、淡路と阪神間の航路等に輸送需要が増大すると思います。
それからちょっともとに戻りますけれども、第二条の第五号ですか、「規模拡大等航路」という項目がございまして、「本州四国連絡橋の供用に伴い事業規模若しくは事業活動の拡大又は事業の開始が見込まれる一般旅客定期航路事業に係る航路」と、こういう本四架橋に伴いまして連絡橋の供用に伴って事業規模が拡大をする、あるいは事業の活動が拡大されるというのは、一体どういうことを予想してこういう項目が出たのでしょうか、規模拡大航路