1985-06-14 第102回国会 衆議院 環境委員会 第7号
昭和五十八年六月二十四日になされた道路審議会の「一般有料道路の今後の整備の方向と採算性の確保についての答申」、これを受けて、建設途上の大規模幹線バイパスの全線が供用されていない段階において、既設のバイパスの有効利用を促進するという趣旨で導入されたものでございます。
昭和五十八年六月二十四日になされた道路審議会の「一般有料道路の今後の整備の方向と採算性の確保についての答申」、これを受けて、建設途上の大規模幹線バイパスの全線が供用されていない段階において、既設のバイパスの有効利用を促進するという趣旨で導入されたものでございます。
しかしながら、建設途上の大規模幹線バイパスの全線が供用されていないため、所期の機能を十分に果たし得ない一般有料道路の有効利用を図ることが現道沿線の環境の改善に資するものであることにかんがみ、このような特定の有料バイパスについては、料金割引等の施策を一定期間試行することを検討すべきである。
○沓掛政府委員 具体的な対象道路についてでございますが、現在のところ、藤枝バイパス及び浜名バイパスにつきまして地元から料金割引の要望が出されておりますが、この両バイパスは大規模幹線バイパスの一部区間であるため、それだけの利用では現道からの交通転換が十分でなく、現道における環境改善が余り進んでおらず、答申の趣旨に沿うものと考えられますので検討対象といたしております。