1957-04-01 第26回国会 衆議院 運輸委員会海運に関する小委員会 第1号
それから規格鋼材等の輸入税が今度撤廃された、それで鉄が非常に安く日本に輸入されるようなことが新聞に報道されておるのでありますが、現在日本の鉄の市価と、輸入税が撤廃された場合に海外から入ってくる鋼材との比較はどんなものですか。なお外国のが高いかどうか、簡単でよろしゅうございますから、ちょっと伺いたい。
それから規格鋼材等の輸入税が今度撤廃された、それで鉄が非常に安く日本に輸入されるようなことが新聞に報道されておるのでありますが、現在日本の鉄の市価と、輸入税が撤廃された場合に海外から入ってくる鋼材との比較はどんなものですか。なお外国のが高いかどうか、簡単でよろしゅうございますから、ちょっと伺いたい。
○小山(亮)小委員 外国からの船舶の建造を日本に契約する場合、今まではしようがないといたしましても、今後の建造の場合には、建造する船舶に必要とする規格鋼材の何%というものはオーナー・サプライでやるというふうなことをきめる方法はありませんか。
○小山(亮)委員 現在の日本では鋼材中、特に船舶建造用の特別な硬度を持ったところの規格鋼材が絶対不足なんです。ことに日本の需要を満たし切らぬにもかかわらず、外国からの注文をうんととっております。外国からの注文は日本の造船所ですでに四百三十万トンばかりの契約をしておりまして、そのうち約九十万トンが日本でやるのです。
○小山(亮)委員 そうしますと、今年の建造計画で公共事業として必要としておるところの規格鋼材は、どのくらいのトン数の割当で分けておりますか。
○小山(亮)委員 船を作るのは、みんな規格鋼材です。エンジンを作るのは規格鋼材ではないのですが、船自体が規格鋼材なんですから、その規格鋼材を必要としないということはおかしいじゃないですか。
一般の鋼材の価格は何ですが、特に船の鋼材につきましては、いわゆる規格鋼材を使つておりまして、その規格料として特別のチヤージがかかるわけです。この点が一般鋼材の価格の低下と同時にどの程度に低下したか。この点にかかるかと思います。
これに要する所要鋼材をそれぞれ弾きまして、而も一船ごとに詳細に我々が図面或いは仕様書によつて或いは過去の経験から基いてそれを弾きまして、大体この船一隻については規格鋼材がどのくらい要るというようなことを弾きまして、あらかじめ概算でありますが、それで承認書というものを出します。
一、政府は、本法の目的達成を期するため、外航新造船及び外国よりの購入船に関する開発銀行並びに日本銀行別口外貨貸の金利の引下げを図ると共に、鉄鋼業者に対する開発銀行及び外貨貸の金利を引下げ造船用特殊規格鋼材の価格引下げにつき遺憾なき措置を講ずること。
今度の金利の引下げの範囲でありますか、これは製鉄業者のうちで、造船用の規格鋼材を供給しております六社に対する分だけにつきまして、引下げるというふうにわれわれは聞いております。そういたしますと、それが本年度の当初、すなわち本年三月末のこの六社の、開発銀行並びに日銀別品外貨貸付の残高から計算いたしました金額は、合計約十億七千万円程度になる見込みでございます。
この特殊規格鋼材の値下げに的確にこの金利負担軽減分をリンクせしめるためには、たとえば金利負担軽減相当額をプールいたしまして、これを鋼材使用量に応じて按分して行くなど、適当な調整方法について、製鉄業者と造船業者と相互に話合いをさせまして、自主的にやらせたい。私どももこれを助長して行くつもりでありますが、その方法によりまして、まず鋼材値下げと今度の金利負担軽減とがうまくリンクして行くだろうと思います。
その四万七千円の造船用特殊規格鋼材の価格の中には、造船用の特殊規格鋼材は他の無規格の鋼材と違いまして、いろいろな成分の関係の規定を要求されまして、特に国際的に厳重な規格が要求されておるわけであります。
これは先ほど申上げましたように、その産業のあらゆる段階でみんなが努力して、それを集積してやれるというところへ持つて参らなければならんのでありますが、いま一つ問題になつております問題としましては、例の造船用の規格鋼材の問題であります。これを一つ実際安く使えるようにする措置を講ずる。そこに先ほど申しました、或いは例外的なこういう特殊なものでありますので、直接補助も一部要るかも知れません。
従いまして、今各政党或いは政府当局には提出してあるのですが、これはまあ少し細かくなりますので結果だけを申上げますが、我が国の造船会社だけが払わせられておるところの造船用特殊規格鋼材、これはやかましい規格を必要とする鋼材でありますが、それの特別規格料、これが約一万円でありますが、これだけでもせめて逓減して頂きたい。これは単なる鉄鋼値段の引下げじやないということを申上げております。
従つて今まで申上げましたことによつて大体現在の我が国造船状況がおわかりだと思いますが、この国会におきましても、先ほどの評がありましたように、船価の引下げ、いう点においていろいろな内部的な努力もいたしますが、特に船価の中の十部分を占める特殊規格鋼材についての規格料の低減について、この国会を通じて皆様がたのいろいろ御協力を仰ぐ点が多いと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
ところが一方、いろいろな運賃あるいは原料等の価格の低減に基きまして鋼材も漸次下つて来る、従つて造船用鋼材もおいおい価格が下るのではないかというような話がありますが、御承知のように造船用鋼材は、一般の鋼材と違いまして特殊の規格鋼材であります。
さて本日の問題の日本の造船用の規格鋼材、この規格鋼材と申しますのは、ロイド或いはアメリカン・ビユーローの検査に合格したものであります。