1986-03-27 第104回国会 参議院 外務委員会 第1号
○政府委員(藤田公郎君) フィリピンは従来商品借款を供与いたしておりました際、同様見返り通貨というものが発生しまして、過去におきましても報告をきちんといたしておりました。 ただいま委員御質問の十二次円借款につきましての見返り資金でございますけれども、十二次円借款の場合には三百五十二億円の商品借款が供与されまして、二月末までに四八%ぐらいが実施されております。
○政府委員(藤田公郎君) フィリピンは従来商品借款を供与いたしておりました際、同様見返り通貨というものが発生しまして、過去におきましても報告をきちんといたしておりました。 ただいま委員御質問の十二次円借款につきましての見返り資金でございますけれども、十二次円借款の場合には三百五十二億円の商品借款が供与されまして、二月末までに四八%ぐらいが実施されております。
そこで、しからばどうして経済援助的なものを獲得しようかといつていろいろ折衝して出て来ましたのが、池田・ロバートソン会談以来の、余剰農産物による見返り通貨の経済援助目的のための使用ということになつておつたのでありますが、はからずもこれが、実は、近い将来において米国の対外援助の大宗となる方向をたどつております。
○戸叶委員 よその国の例を見ましても、経済援助を受けたその中から出しているように考えられるのですが、そういうような例から考えて参りましても、この見返り通貨から出した方が、一番スムーズに行くのではないかと私どもは考えますが、その点については、外務省の方では、協定の目的に反するとおつしやいますけれども、しかしMSAの援助を受けて、そうしてそのMSA協定に伴つての軍事顧問団の人たちなんですから、その人たちに
○戸叶委員 一千万ドルの見返り通貨の方から出すというようなことは、外務省として望ましくないことでしようか。またそういうことはできないことでしようか。