1947-10-30 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第29号
すなわち二百六十五條の特別市制制定の場合における住民投票の問題、これについては前々議會における新憲法の審議にあたりまして、金森國務相の言明竝びに、この春の議會における参議院のこの自治法の審議における鈴木行政課長の解釋と、本年七月二十四日に現内閣から發表されました見解竝びに、前囘の委員會で林地方局長から發表されました見解等と、全然正反對なことになつております。
すなわち二百六十五條の特別市制制定の場合における住民投票の問題、これについては前々議會における新憲法の審議にあたりまして、金森國務相の言明竝びに、この春の議會における参議院のこの自治法の審議における鈴木行政課長の解釋と、本年七月二十四日に現内閣から發表されました見解竝びに、前囘の委員會で林地方局長から發表されました見解等と、全然正反對なことになつております。
我々はこれにつきましては政府の政治力、それから農家經濟この二つの點から好ましからざる成績に終つたのじやないか、こう思つておりますが、今囘これをいたすにつきまして、前にやりました生産統制令の施行のよくなかつた原因に對する大臣の御見解、竝びに本法案の施行に對しまして、今後それらの缺陷をどういうふうに補つて行かれる方針であるか、これを第一點として伺つて置きたいと思います。