1948-06-26 第2回国会 衆議院 予算委員会 第41号 物價の方では、これが基本企業でありましても、企業の合理化はしない、やはり原價を高く見積つて赤字を出して救済を受ける、はなはだしきに至つては、税金が納められない、その税金をも赤字融資で納めておるというような状態にまで発展しておるのであります。同じようなぐあいに、この賃金ベースにおきましても、賃金の高いものを抑えることはできない。同時に賃金ベースがあるために、安い賃金はその標準まで上げていつてしまう。 苫米地英俊