1990-06-04 第118回国会 参議院 予算委員会 第17号
もちろん、この消費税が凍結、廃止云々という方向になるということになりますれば、これは地方財政計画に大変大きな穴があくことは当然でございますし、私たちも先般のいろいろな交付税審議等々を通じて野党の先生にもどうか見直し、定着を心からお願いしているということも、こういった理由に基づくものであります。
もちろん、この消費税が凍結、廃止云々という方向になるということになりますれば、これは地方財政計画に大変大きな穴があくことは当然でございますし、私たちも先般のいろいろな交付税審議等々を通じて野党の先生にもどうか見直し、定着を心からお願いしているということも、こういった理由に基づくものであります。
総選挙の結果、消費税見直し定着は新しい民意であると断言できるのであります。我が党・政府は、先般の税制改革においては、働き盛りの中堅所得者層を中心とする重税感や不公平感を解消するため、所得税、住民税について思い切った減税を行うとともに、消費の大きさ、すなわち生活の規模に応じて広く薄く御負担いただく消費税を創設いたしました。
現に、最近の各種世論調査を見ましても、参議院における消費税廃止法案の審議が進み、その欠陥が次々に明らかになるに比例して、消費税廃止を求める声よりも見直し定着を求める声の方が日に日に強まってきているのは、皆さんも御承知のとおりであります。