1977-10-05 第82回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
国内糖価が安定下限価格見合い市価を下回る水準に低迷しているということで、精製糖企業は巨額の欠損を抱えて、事業の継続がきわめて困難な事態に陥っております。すでに九州の大分県の新光砂糖工業株式会社は、従業員が百二十五人おりますが、家族を含めて八百人、下請百三十人、これがいわゆる工場閉鎖の宣言を受けている。
国内糖価が安定下限価格見合い市価を下回る水準に低迷しているということで、精製糖企業は巨額の欠損を抱えて、事業の継続がきわめて困難な事態に陥っております。すでに九州の大分県の新光砂糖工業株式会社は、従業員が百二十五人おりますが、家族を含めて八百人、下請百三十人、これがいわゆる工場閉鎖の宣言を受けている。
そこで、私は、国際糖価の問題について少しお尋ねをしておきたいと思うのですが、たとえばロンドン・デーリー・プライスは、現段階では、最も最近時で幾らになっていますか、そしてその見合い市価は幾らになりますか。
それを見合い市価の形で、ここにも書いてありますが、百三十六円九十銭、こういっているわけで、同じことです。 そこで、原糖価格そのものが上がり始めた時点と上がっていない時点と比べてみまして、では一体どのくらい原糖を買い付けしてあったのか。国際契約もございますが、そこの算定がまず一つ大きな問題ですね。
○永井説明員 百三十六円という先生のあれは、私どもが見合い市価として試算をしております百六十三円九十銭という数字を出しておりますが、おそらくその数字ではないかと思います。
○政府委員(池田正範君) いまのいろいろなコストがかかるということになりますと、九月十五日に告示をいたしました上限価格のとき現在で、これは私どもの試算でございますが、試算では約百三十七円というのが当時の試算の結果でございまして、これを俗に見合い市価というふうに一般的には呼んでおります。
○政府委員(池田正範君) 御指摘の百三十円九十銭及び百三十六円九十銭というのは、まあいわば私どもが俗称で見合い市価というふうに呼んで実務の参考にはいたしております。しかし、これはいま申し上げましたように、上限価格がキロ当たりで四十九円八十銭という旧原糖の売り戻し価格の上限というものに見合って当時のコストをかりにはじき出しますというと、大体平均的に百三十一円前後ぐらいのものであろう。
、生産量、これは砂糖の生産量ですが、これはてん菜の総生産量が二百五十九万トン、一工場当たりの操業量が二十八万八千トン、製造を通じてのロスが一・五%、砂糖の歩どまりが一五・三%、こういう基礎の上に立って四十八年の原料価格をいま小島課長の言われたトン当たり八千四百五十円、製造経費が五千六百八十四円十七銭、これを合わせて一万四千百三十四円十七銭、したがって製品トン当たりの価格が九万四千円で、参考として見合い市価