1992-03-18 第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
一昨年の十二月でございますから、ちょうど一年前の冬を越せるようになるべく早く要請品目などを出してくれということを申しましたが、それが出てまいりましたのが三月の今ごろでございまして、それについてもいろいろ紆余曲折がありまして、昨年の七月ぐらいに大体こういう品目だなというところが固まりました。
一昨年の十二月でございますから、ちょうど一年前の冬を越せるようになるべく早く要請品目などを出してくれということを申しましたが、それが出てまいりましたのが三月の今ごろでございまして、それについてもいろいろ紆余曲折がありまして、昨年の七月ぐらいに大体こういう品目だなというところが固まりました。
第二点の日米農産物交渉についてと、それからLDCの市場開放要求の問題等でございますが、ことしの夏以来、タイを初めとするASEAN諸国や韓国などの開発途上国より農林水産物などの関税引き下げなどの市場開放に対する要求が強く出されておりますが、これらの要請品目は、国内産業の実情等からすれば、いずれも対応が難しいものばかりでございます。
○国務大臣(佐藤守良君) ことしの夏以来、タイを初めとするASEAN諸国より農林水産物等の関税引き下げなどの市場開放に対する要求が強く出されておりますが、これらの要請品目は国内農業の実情等からすればいずれも対応が難しいものであると考えております。
現実問題といたしまして、恐らくは、国内要請品目につきましては対応が早いわけでございますし、それから米国要請のものにつきましては必ずしも対応が早くないわけで、若干のずれはございますけれども、現在時点におきましても、例えば二酸化チタンでございますとかあるいはEDTAといったようなものにつきましては、実際にそれを使ったものがすでに輸入をされておるという状況でございます。
だから、そういう面で、二万か三万トンくらいは、こうしてかん詰めの輸出もストップを受けているし、最近の情報によれば、FAOの下部機関であるWFP、世界食糧計画事務局、ここでは五十三年度以降は現物拠出の要請品目からカツオかん詰めを除外する、こういう情報が入っているのです。