2006-05-30 第164回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
人の生活の三要素、衣食住、これが基本であります。戦後の荒廃した日本の中から、衣食住を中心に希求しながら今日までやってきている中で、衣は、これはほぼ満足、食については、これは飽食の時代と言われるぐらい、銀座のカラスと猫が糖尿病を患っているというぐらいの正に栄養過多の時代になっております。しかしその一方で、住宅についてはなかなか満足いく状況じゃない。
人の生活の三要素、衣食住、これが基本であります。戦後の荒廃した日本の中から、衣食住を中心に希求しながら今日までやってきている中で、衣は、これはほぼ満足、食については、これは飽食の時代と言われるぐらい、銀座のカラスと猫が糖尿病を患っているというぐらいの正に栄養過多の時代になっております。しかしその一方で、住宅についてはなかなか満足いく状況じゃない。
若干御説明をさせていただければ、戦後だけを考えましても、どちらかといいますと、先ほど御指摘がありましたけれども、何はともあれ、国民が生きていくための三要素、衣食住、こういうものを充足させるということが政治の最大の責任だということで、先輩方々、与野党ともに、政治家が心得て取り組んできた課題だろうと思います。
国民が生活する上で欠くことのできない三要素、衣食住というものがあるわけですが、今日我が国の社会を見ますと、飽食時代の到来と言われるごとく、衣食は十分に足り過ぎるほど足りている、ただ一つ問題なのは住宅難であるというのが現状でございます。 核家族化が進んでいる昨今でありますが、我が国には古来から三世代同居という中で生活文化を築いてきた歴史がございます。
生きるための三要素、衣食住、その中で、戦後二十四年間衣食は需要をやや上回ってまいりました。しかし住宅政策に関する願望は、いまなお満たされていないのであります。言うなれば慢性的な住宅の飢餓状態が続いているのであります。
そういう観点に立ちまして、国民生活向上対策審議会におきましては、まず経済の規模は一応与えられたものと前提いたしまして、つまり経済の規模をどのくらいにするかということは、経済審議会と別にまた経済企画庁としても検討しておるわけでありますので、こちらの審議会では、経済の規模を与えられたものといたしまして、そのもとで国民の生活に関連しますいろいろな諸要素——衣食住その他、いろいろ国民の生活に関係いたします諸要素