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15件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2017-05-25 第193回国会 参議院 法務委員会 第14号

糸数慶子君 では、次に、要物契約及び諾成契約についてお尋ねをいたします。  今回の改正で、典型契約のうち使用貸借及び寄託は、成立のために目的物の授受が必要な契約である要物契約から、当事者合意のみで成立する契約である諾成契約へと変更されています。また、要物契約であった消費貸借について、諾成的消費貸借のその規定も新設されたため、典型契約は全て諾成契約として締結できることとなります。  

糸数慶子

2017-05-23 第193回国会 参議院 法務委員会 第13号

合意のみによって契約成立するか否かは契約類型によって異なり、売買のように合意のみによって成立する諾成契約もありますが、使用貸借のようにいわゆる要物契約とされるものもございます。  次に、契約有効要件としては、意思能力行為能力詐欺、錯誤などの意思表示の瑕疵のように、契約当事者に関わる有効要件契約内容についての有効要件などがあるとされております。

小川秀樹

2016-12-06 第192回国会 衆議院 法務委員会 第13号

現行法第五百八十七条においては、消費貸借契約成立要件といたしましては、目的物金銭消費貸借であれば金銭交付が必要とされておりまして、これを要物性、あるいはこういった契約要物契約と呼んでおります。貸し主に対し、目的物を貸すことを義務づけるという契約は認められておりません。これが民法の建前でございます。  

小川秀樹

2006-11-30 第165回国会 参議院 法務委員会 第4号

それで、具体的には、信託要物契約から諾成契約としたこととか、受託者が立て替えた費用信託報酬受益者への償還請求権制限がなされたこと、あるいは受益証券発行信託創設など、資産流動化推進派の方々が特に主張して実現したものであるということは、これは明らかな事実だというふうに思っております。  

近藤正道

2006-11-01 第165回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会連合審査会 第1号

これまでの信託は、基本的には物契約、物移転所有権移転することを一つの大きな柱としていたわけでございますけれども、この自己信託においては、自分自分に委託し受託する、すなわち、諾成契約という形をとって、所有権移転しない、そういう中での信託ということでございます。  

大串博志

2006-06-14 第164回国会 衆議院 法務委員会 第31号

これは要物契約として契約成立要件にはなっていますけれども、あくまでも、債権債務の関係としては、貸した後のお金を返すというところが債務内容となっているわけです。そうなると、日本の法律では、お金を借りた人が一方的に貸し主に対してお金を返さなければいけないということが債務内容になっているわけですね。  

柴山昌彦

1999-05-13 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第16号

それは、先生お話しのとおり、現在の法律では保険契約成立要物契約ということにしておりますので、保険料を払わなければ保険契約成立していないということでございますので、もし、いいよ、入るよと言って、しかしお金を払わなければいつまでたっても口約束口約束のままということでございますので、決して不払い未納ということは起きないわけでございます。  

中須勇雄

1986-05-07 第104回国会 衆議院 商工委員会 第16号

預託取引契約について、私は詐欺商法ペーパー商法は絶対出資法でやれ、これと明確な区別をしなければならぬという立場からなんですが、あなたが言われるような預託取引契約、これについて言いますと、例えば物を売って預かって運用益を支払うというケースですが、その場合の要物性ですが、直接は相手に売り渡しをしなくても要物契約としての要件は整えるというふうにお考えなんですか、どうですか。

野間友一

1965-04-28 第48回国会 衆議院 大蔵委員会 第36号

中村参考人 顧問弁護士意見に従いますと、預金契約というのは要物契約であって、現金その他これに準ずる手形など対価を受け取って初めて預金契約成立する。それが成立しておらないのでありますからして、この証書は無効なものである。しかも通知預金証書には譲渡、質入れの禁止条項がありますので、第三者の方に担保に入れるとか譲渡するというようなことは禁止されておりますので、その点も御了承願います。

中村俊男

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