1975-03-13 第75回国会 参議院 建設委員会 第4号
○政府委員(吉田泰夫君) 下水道の整備を急速に拡大していかなければならないわけでございますが、一方、国の補助金の財源も限られておりまして、その中では相当ウエートを持って見ていただいておるものの、なかなか熾烈なる要望、水質環境基準の達成といった義務を果たすにはおぼつかないということから、私ども何か新しい新規財源を下水道の国費相当分としてつぎ込みたいという要求をしておりました。
○政府委員(吉田泰夫君) 下水道の整備を急速に拡大していかなければならないわけでございますが、一方、国の補助金の財源も限られておりまして、その中では相当ウエートを持って見ていただいておるものの、なかなか熾烈なる要望、水質環境基準の達成といった義務を果たすにはおぼつかないということから、私ども何か新しい新規財源を下水道の国費相当分としてつぎ込みたいという要求をしておりました。
でございますからそれぞれの水域にどのような環境基準を当てはめたら、きめたらいいかという問題でございまして、一応基本線といたしましてはそれぞれの利用目的にちなみましての目的別の要望水質というものがあるわけでございます。農業用水といたしましてはこのような水質、工業用水としてはこのような水質、水道の原水といたしましてはこのような水質というようなそれぞれの水質の要望があるわけでございます。
一番目が、農業関係の水質汚濁の対策調査でございまして、水質汚濁と被害の概況、あるいは水質基準をつくる場合におきます要望水質を調査する、あるいは水質基準を設定いたします、あるいは水質の点検をいたす等の調査、その他被害の究明というようなことをいたすわけでございまして、概況調査五水域、一般調査四、基礎調査七。
それから第二に、水質保全法に基づきまして水質基準の設定を要する水域があるわけでございますが、これについて農業の側としての要望水質を策定するための調査、あるいはすでに水質基準が設定されている水域についての点検調査等を引き続き実施をいたしますということでございます。
水質基準の設定につきましては、経済企画庁において行なわれるわけでございますけれども、そちらのほうから協議がございますので、その協議にこたえるような形で農業側の要望水質というものを出しておるわけでございます。
○政府委員(鈴木喜治君) これは、具体的には、要望水質と申しますか、そこの水域の流水の目標がその程度であってほしいという基準でございます。
したがいまして、水質基準のできたあとでのわれわれのほうの観察といたしましては、流水が三とか、あるいは四とかという、そういうふうな要望水質になっているかどうか、こういう点の把握はできるだけやっておりますが、被害額がどうなっておるかというところまでは私どものほうでは把握しておりません。