1994-06-22 第129回国会 参議院 外務委員会 第4号
同時に、ノドン一号にしても、いわゆる関西以降が射程に入っているとか、あるいはTMD、シアター・ミサイル・ディフェンスですか、これだって実際に本当に向こうのノドンに対する要撃力があるかと言えば非常に疑問であって、また開発に随分時間がかかると。パトリオットミサイルというのは、本当に命中率が非常に悪いということになりますと、これはそういう点で本当に私も心配しているんですよ。
同時に、ノドン一号にしても、いわゆる関西以降が射程に入っているとか、あるいはTMD、シアター・ミサイル・ディフェンスですか、これだって実際に本当に向こうのノドンに対する要撃力があるかと言えば非常に疑問であって、また開発に随分時間がかかると。パトリオットミサイルというのは、本当に命中率が非常に悪いということになりますと、これはそういう点で本当に私も心配しているんですよ。
それから十一月一日に、政府といいますか、防衛庁長官においてあれを決定をいたしましたのは、御承知のとおり、第三次防におきまして要撃力の強いものをつくるということでありまして、それを受けまして、増田前長官が用兵の自分の責任の立場でそれを考えて、関係閣僚と相談しながら、総理の了解まで得て決定いたしたものでございます。
F4Eにつきましては、以上御説明申したように、要撃機としての性能がきわめてすぐれており、わが国防空要撃力の向上に寄与すること大であります。反面、爆弾を装着しました支援戦闘時の能力は、さきに申し上げましたとおり、限定的でありまして、決して他国に脅威を及ぼすようなものではないと考えております。 特に、現在米空軍のF4Eが装備しております核爆弾用装置は、もとよりこれを備えつけません。
次期戦闘機を要撃力のある優秀なるものを選びたい、しかしながら、これもぽんこつになるものが漸次ふえてまいりまするから、いまは千九十機航空自衛隊の飛行機はございまするが、四十六年末におきましては八百七十機に減少してまいります。
それから一方爆撃機の防弾能力といいますか、あるいは防御火器等も相当進歩しておりまして、要撃戦闘機が参りましても、従来の塔載機関砲、機関銃等では、これに対処できないということになっておりまして、各国とも空対空のロケット弾とか誘導弾を装備しまして、要撃力を強化しようとしておるような状態であります。空対空の誘導弾についてもそういう意味で研究をやって参りたい、こう考えておるわけであります。