1960-03-01 第34回国会 衆議院 法務委員会 第5号
それともこの前の西野清の調査も宿屋に軟禁して行なわれている。これは少年だから、そのときはまだ少年でありますから、それでそういう拘置したという非難を避けるためであったかもしれませんが、今度はもう成年になっているのです。それをやはり宿屋にとめ置いて昨年の四月の六日と七日と八日に調査をしている。
それともこの前の西野清の調査も宿屋に軟禁して行なわれている。これは少年だから、そのときはまだ少年でありますから、それでそういう拘置したという非難を避けるためであったかもしれませんが、今度はもう成年になっているのです。それをやはり宿屋にとめ置いて昨年の四月の六日と七日と八日に調査をしている。
○神近委員 それからいろいろ問題が派生いたしまして、三十三年の九月には今おっしゃった証人の西野清に対しまして偽証であったということを申し立てたものですから、民事の起訴があるのでございます。偽証による損害賠償と謝罪広告請求、この告訴が高松高裁の民事部に出ております。
今これを全部申し上げることもどうかと思いますが、富士茂子に対する有罪と認定された重要な証言をした証人について申し上げますと、一人は富士茂子の店に働いておりました西野清という者、それから同じく店員の阿部守良という者、それから阿部守良にあいくちを渡した篠原澄子、それから石川幸男、阿部幸市、大体こういう人が検察庁あるいは法廷で述べたことは、実はその通りではないということを申しております。
この西野清、阿部守良の両名に対する偽証の告訴は、昨年の十月三十一日に富士茂子から津田弁護士を代理人として高松高検に提出されたわけでございます。
ただいま人権擁護局長の報告によりますと、この三枝亀三郎なる者を殺したのは妻富士茂子であるということの断定を下した決定的な証人は、西野清、当時十七才、阿部守良、当時十六才、この証人の証言であります。そしてこの証人の証言を裏づけるべく阿部幸市と石川幸男という者が調べられておるのでありまして、今お聞きの通りの状況であります。
ただ、最もきめ手となりましたものは、当時その店に勤めておりました店員でありますところの西野清、阿部守良という両名の証言、これが決定的な断罪の証拠とされたのでございます。
この中で富士茂子が真犯人に決定します一番重要な証人となったのは阿部守良、西野清で、この二人が一番重要な証言をしたように考えますけれども、最近お会いになりましたときに、阿部守良はどういうような態度で、どういうことを陳述いたしましたでしょうか。
そのときは、この阿部守良と同じ部屋に当時寝ていて事件の直後に呼び立てられて、現場に行っていろいろな役を果したという西野清が行方不明か何かでいなかったはずでございますけれども、いかがでございますか。
○藤原説明員 西野清の供述については、徳島地方法務局の人権擁護課で調査をして、その報告は人権擁護局の方へ参っております。