1963-03-07 第43回国会 衆議院 逓信委員会 第12号
同時に、私どもは、御記憶かと思いますが、三年前に非常に若い青少年に興味は持たれますが、暴力を中心とするいわゆる西部物の大部分を、NHKは番組としてこれを放送しないという自主的な建前をとっております。そういう意味での私どものこれまでとってきておる方針は、将来も変わることはないということを申し上げたいと思います。
同時に、私どもは、御記憶かと思いますが、三年前に非常に若い青少年に興味は持たれますが、暴力を中心とするいわゆる西部物の大部分を、NHKは番組としてこれを放送しないという自主的な建前をとっております。そういう意味での私どものこれまでとってきておる方針は、将来も変わることはないということを申し上げたいと思います。
今帆足委員のお話になった中で、アメリカは数が多過ぎるということでありましたけれども、入っておる映画そのものにつきましては、日本の輸入業者の方に問題がありまして、西部物を営む営業政策から変えようということがあるのです。アメリカの中にもたくさん芸術的なものもあるので、入れ方についてはいろいろの観点から研究を要すべき問題だろうと思います。
これを又映画の面について見ますならば、アメリカ的廃頽を代表するアメリカ映画の西部物やギャング物は年に百五十本も輸入され、而もそれが毎年増加の傾向を辿つているにもかかわらず、ソ連映画のごときはその五十分の一、而も本年度からはゼロにこれを切り捨てているという状態であります。