1968-08-09 第59回国会 参議院 石炭対策特別委員会 第3号
事故の概要を申し上げますと、七月三十日午前三時五十分ごろ、平和坑の西部ベルト斜坑、第二原動機付近におきまして坑内火災が発生したものでありまして、同時刻ごろ第二原動機の風下におりました西部第一下段ロングゲート第一ダブルチェーンコンベヤー運転手の野村運転手がベルトゴムの焦げるような臭気を感じまして、西部ベルト運転手伊藤鉱員に電話連絡いたしました。
事故の概要を申し上げますと、七月三十日午前三時五十分ごろ、平和坑の西部ベルト斜坑、第二原動機付近におきまして坑内火災が発生したものでありまして、同時刻ごろ第二原動機の風下におりました西部第一下段ロングゲート第一ダブルチェーンコンベヤー運転手の野村運転手がベルトゴムの焦げるような臭気を感じまして、西部ベルト運転手伊藤鉱員に電話連絡いたしました。
災害は、去る七月三十日午前三時五十分ごろ、坑口より二千二百四十五メートルの西部ベルト斜坑第二原動機付近において火災が発生したもので、当時西部区域には六十五名が配番されており、火災発生後三十四名は自力で脱出し、残り三十一名が坑内に閉じ込められたのであります。
災害発生個所は西部ベルト斜坑第二原動部付近でございます。災害の種類は坑内火災、罹災者の数は現在死亡九名、行くえ不明二十二名、軽傷二名、計三十三名となっております。 災害の状況でございますが、当炭鉱の操業の概況を簡単に申し上げますと、当鉱は鉱山労働者二千八十九名で月産七万七千五百トンを六月末現在出炭をいたしております甲種炭鉱でございます。
その西部地区は、西部ベルト斜坑の第一原動機付近、それから罹災者の方が多くおられました下段ロングのゲート、それから上段ロングの入り口、それからベルトコンベヤーの逆に終点になりますところのポケットの下あたりに、電話の装置並びに非常ベルの拡大装置つきの電話があったわけでございます。装置といたしましては、そういうわけで、一応現在保安法上に定められておる設備としてはあったわけでございます。
○説明員(西家正起君) ベルト斜坑には原動機が二つございまして、一つは西部ベルト斜坑とそれから坑口から入ってくる北部ベルト斜坑の交差点に近い付近にございまして、もう一つは今回発生いたしましたベルト斜坑のまん中あたりに原動機があるわけでございます。この原動機は一応遠隔操作になっておりまして、第一原動機付近に一人の運転工がついておる。
災害の発生いたしました場所は、西部ベルト斜坑第二原動部付近となっております。 災害は坑内火災でございまして、罹災者数は、現在死亡者九名、行くえ不明二十二名、軽傷二名、計三十三名となっております。 操業の状況でございますが、当坑は、鉱山労働者二千八十九名で、月産七万七千五百トンを六月現在で出炭をいたしております甲種炭鉱でございます。