1979-05-23 第87回国会 衆議院 法務委員会 第14号
私に対するおほめの言葉のような、ひやかしのような言葉でありますが、たとえば一九六七年の七月に西独で韓国人の集団蒸発事件が起きたときに、西独政府がどういう手を打ったかと言いますと、七月四日に韓国大使館が治安上帰国するように説得したと言ったその瞬間、七月十二日には西独が経済援助の調印を延期し、越えて十八日には駐韓西独大使の帰国命令を出した。
私に対するおほめの言葉のような、ひやかしのような言葉でありますが、たとえば一九六七年の七月に西独で韓国人の集団蒸発事件が起きたときに、西独政府がどういう手を打ったかと言いますと、七月四日に韓国大使館が治安上帰国するように説得したと言ったその瞬間、七月十二日には西独が経済援助の調印を延期し、越えて十八日には駐韓西独大使の帰国命令を出した。
たとえばグアテマラですか、西独大使が殺された事件、ああいうふうな問題も――かりに極端な話が飛行機を乗っ取った、たとえば内閣総理大臣を更迭し、政府をかえろ、かえたらおろすぞという条件でも出てくると、これは二百人の乗客がおってもとても応じられないという問題が出る、極端な例ですけれけども。
しかし、すでに御承知のとおり、突如として日航機乗っ取りの事件が発生し、あるいはグアテマラにおいて西独大使が誘拐の後殺害されるという事件も発生しているところから、警視庁をはじめ関係の道府県警察に必要な注意を喚起し、関係都道府県警察において、この種事案に備えて警戒、警備の上に遺憾のないように措置をいたしております。
このことはグアテマラ政府が犯人の要求をけったがために起こったグアテマラ駐在の西独大使殺害事件からその教訓を学ぶことができるのであります。この点、幸いにも今回、全乗客、全乗務員が救出されました。国民にとってまことに喜ばしい限りでございます。
○羽生三七君 不幸なことですが、グアテマラで西独大使が死体で発見されたというようなこともあり、何が起こるかわからぬような世の中になってきたのですから、すみやかにそういう国際的な条約の成立を希望するわけですが、そうすると、その場合には、きのう予算委員会等でお話のあった国内法の法務省関係のいわゆる刑事的な法制定だけでなしに、その他の航空関係等に関連する諸法案も皆整備する、こういうことになると思うのですが
鹿島守之助君ずっと昔のことですけれどもわれわれが外務省におりましたときに、若い官補のうちからロシアの専門家を募集しまして、ちょうど前に死んだ西独大使の加瀬君、それからトルコ大使の上村君、あの二人が応募しまして、リガとオデッサで当時のロシアの事情を研究させておりましたのですが、今そういう制度はありませんですか、ああいう特殊な制度は。