2015-06-30 第189回国会 参議院 経済産業委員会 第20号
先生御指摘のように、漢方薬には西洋薬にはない効果、効能でありますとか、自然素材の安心感ということもありまして、非常に重要と思っておりまして、年々需要も増加してきております。
先生御指摘のように、漢方薬には西洋薬にはない効果、効能でありますとか、自然素材の安心感ということもありまして、非常に重要と思っておりまして、年々需要も増加してきております。
○はたともこ君 私は薬剤師でございますが、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格も持っておりまして、日本で独自に発展をした伝統医学である漢方医学や漢方薬を西洋医学、西洋薬とともに車の両輪として日本及び世界に普及、展開をしていきたいと現在活動をしているところでございます。私は、日本の漢方はクールジャパンそのものであり、成長戦略そして国家戦略に位置付けるべきものであると考えております。
現在、漢方薬の薬価は西洋薬と同等の基準、概念で算定され、その結果、漢方薬の薬価は下がり続けて、それが国内栽培推進の妨げの一つになっていると思います。漢方薬の薬価は西洋薬と比較して圧倒的に安価なものですし、今後更に利用が高まれば医療費抑制の効果もあるわけですから、本来、膨大な開発コストの掛かる西洋薬とは別の基準、すなわちコストプラス適正利潤で算定すべきだと私は考えております。
現在、漢方薬の薬価は西洋薬と同等の基準で算定され、基本的に漢方薬の薬価は下がり続けており、コストの問題が壁となり国内の生薬栽培が進まないという現状がございます。 私は、漢方薬の薬価は西洋薬と比較しても圧倒的に安価なものですし、本来、膨大な開発コストの掛かる西洋薬とは別の概念の基準、コストプラス適正利潤で算定すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
病巣だけ診るのではなく、全身、そして生活のバックグラウンドまで診る全人医療である漢方は総合医に最もふさわしい医学であり、西洋薬と比較して価格が非常に安い漢方薬を上手に使うことは医療費の抑制にもつながります。 中国は、中国の伝統医学である中医学の国際標準化を国家戦略としています。また、漢方の原料である生薬のカンゾウと麻黄に輸出規制を掛けています。
○渡辺孝男君 漢方薬、医療機関でも多くの医師が処方をして、患者さんの状況を見ながら、やはり西洋薬ではアレルギーがあるとか、ちょっときつ過ぎるとか、いろんな状況で医療機関で処方しているんですよ。そういうものが一般の薬局でも売られているというようなことで、全部を、医療機関までの自己負担を求めているというのは問題であるというふうに私は思うんですね。
特に、アメリカでは西洋薬に代わる代替医療といたしまして和漢医薬学研究に取り組むというようなことなど、この分野への世界的な注目が集まっておりまして、このような状況の中でこの新しい姿の和漢医薬学総合研究所といったようなものが伝統医薬学研究のアジア及び世界の拠点として更に大きく発展をしていくということを私どもとしても期待をいたしているところでございます。
特にアメリカでは、西洋薬にかわる代替医療として和漢医薬学の研究に取り組むような傾向が大変強くなっております。この分野への世界的な注目が集まっております。和漢医薬学総合研究所が伝統医薬学研究のアジア及び世界の拠点としてさらなる発展をしていくことを期待しているところでございます。
あとは、もう一つは、最後の質問として南野さんに聞きますけれども、がん治療の方、西洋薬を飲んだりコバルト療法をやったり、いろいろあるんですけれども、食事療法もされて、プロポリスを飲んだりアガリクスを飲んだり、どれが効いたかわからないと大体言うんですね、全部やっているから。
ところが、それをまた同じように西洋薬にすると、便秘、肩凝り、むくみ、全部薬が違って、四つぐらいの薬が必要になってしまいます。ここら辺も問題なんで、できれば漢方薬をちゃんと取り入れていく医者がふえてくると、医療費の値段なんかもかなりいい方向に向かうんじゃないかと思っています。