1978-02-21 第84回国会 衆議院 商工委員会 第5号
しかし、石油化学業界が比較しておりますように、スポット物を扱うロッテルダム価格とじかに比較したり、あるいは天然ガスが大量に産出をしてナフサの需要がどっちかと言うとオーバーぎみな西欧価格に比較をして西欧並みに引き下げようというのも若干無理があるのじゃないだろうか、そう思いますから、石油業界が円高利益を還元する一つの方法として、この辺で生産、需要両業界で合意のできる新価格を、これは政府もあっせんといいますか
しかし、石油化学業界が比較しておりますように、スポット物を扱うロッテルダム価格とじかに比較したり、あるいは天然ガスが大量に産出をしてナフサの需要がどっちかと言うとオーバーぎみな西欧価格に比較をして西欧並みに引き下げようというのも若干無理があるのじゃないだろうか、そう思いますから、石油業界が円高利益を還元する一つの方法として、この辺で生産、需要両業界で合意のできる新価格を、これは政府もあっせんといいますか
○委員長(小林政夫君) 今の製鉄課長の話を聞いて、非常に嬉しくなつたわけですがね、明るいので、そこは而も石炭局長の言われるように非常に困難があるけれども、単価が二割も下るということであれば、国際価格というか、西欧価格よりも少くともマニユフアクチヤリング・コストにおいては日本のほうが安くなるというふうなことも見込まれるというようなんですね。
○委員長(小林政夫君) そうすると来年の中期に至つてはもう少くとも西欧価格の積出価格、アントワープですか、FOB価格においては日本は割高でない。炭価等も現状のままで割高でないということが言えるんですね。
これに対しましてわが国としては、硫安工業の操業度維持並びに今後におきます東南アの輸出市場に対する輸出というものを考慮して、相当これらの西欧価格と競争するような輸出価格による輸出をいたして、その後輸出価格もやや上昇の傾向をとつておりますが、この傾向は非常に安いコストの上に西欧輸出がされておるという根本的な点、並びに現在東南アに対する輸出量がやや少な目になつて来ておるということは、これは西欧における食糧増産等