1966-07-21 第52回国会 衆議院 法務委員会 第3号
なお、本件と事実としては基本的に同一であります先ほどお話に出ました境野清雄からの丹波及び西村貞蔵両名に対する業務上横領告発事件は、昭和三十七年に出されておりますが、この事件につきましても、捜査の結果、昭和三十九年十月二十三日に嫌疑不十分として不起訴処分に付されている。
なお、本件と事実としては基本的に同一であります先ほどお話に出ました境野清雄からの丹波及び西村貞蔵両名に対する業務上横領告発事件は、昭和三十七年に出されておりますが、この事件につきましても、捜査の結果、昭和三十九年十月二十三日に嫌疑不十分として不起訴処分に付されている。
○政府委員(津田實君) ただいまお尋ねの点は、昭和三十七年十月五日、境野清雄という者から告発がありました丹波秀伯、西村貞蔵に対する業務上横領事件、それから三十八年十一月四日同じく境野告発人から告発されました高見重雄に対する商法違反事件をさすものと思うのであります。
○津田政府委員 ただいまお尋ねになりました近江絹糸に関する事件は、近江絹糸紡績株式会社の元社長丹波秀伯が同元取締役西村貞蔵と共謀の上、同社資金中より合計一億二千万円を横領したという事実について告発があったわけであります。
告発事実の要旨は、第一は、近江絹糸紡績株式会社の元社長丹波秀伯が、同社元取締役西村貞蔵と共謀の上、同社資金中から合計一億二千万円を横領したというのであります。第二は、同社の前社長高見重雄が、同社の三十六年十一月一日から三十七年四月三十日に至る第八十四期の決算に際しまして、買い掛け金等の勘定科目を粉飾して二億四千五百万円の架空利益を計上した。
御承知のように、この事件につきましては、昨年の十月五日、近江絹絲株式会社の株主の境野清雄氏から当社の元取締役丹羽秀伯、西村貞蔵の両氏に対しまして業務上横領の告発がなされたのでございます。
問題は、いわゆる近江絹絲紡績株式会社横領事件の告発の問題でありますが、告発人は境野清雄、被告発人は丹波秀伯、同じく西村貞蔵、告発人は近江絹絲紡績株式会社の株主であります。被告発人は近江絹絲紡績株式会社の取締役であります。
通商産業事務官 (繊維局長) 小室 恒夫君 中小企業庁長官 川上 爲治君 委員外の出席者 参 考 人 (近江絹糸紡績 株式会社取締役 会長) 夏川嘉久次君 参 考 人 (近江絹 糸紡 績株式会社常任 監査役) 西村 貞蔵
御出席の参考人は、近江絹糸紡績株式会社取締役会長夏川嘉久次君、近江絹糸紡績株式会社常任監査役西村貞蔵君、株式会社三菱銀行常務取締役宇佐美洵君、株式会社住友銀行常務取締役降旗英弥君、株式会社日本勧業銀行副頭取後藤幸雄君、中央労働委員会委員中島徹三君、以上六名の方々であります。 参考人の方々には、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして厚くお礼申し上げます。
彼がその日の夕刻来翰の整理をしているところへ西村貞蔵専務(夏川社長実弟)がやつて来て、各課毎に分類した手紙を見ていたが、その中に当時本社人事課勤務の塚本泰三宛の手紙があつた。それは親展の手紙であり、差出人は現在大垣工場男子寮舎監西口(当時鹿児島出張所長)であつた。西村専務は山口にはさみをとらせ、その場で開封して読み、それを自分のポケツトに入れて立ち去つた。