2006-06-05 第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
私は、モデルもそういうことで出ているわけでありますけれども、もう少し大きな立場で、あの本四三ルートがどういう意味を持っていたのかということについてごく簡単に申し上げさせていただきますと、御存じのように、本州と四国を結ぶ三つのルート、これで実は近畿、中国、四国の幹線道路が一体化する、その結果、広域の西日本経済圏を成り立たせている、いわば動脈のような役割を果たしていると思うわけです。
私は、モデルもそういうことで出ているわけでありますけれども、もう少し大きな立場で、あの本四三ルートがどういう意味を持っていたのかということについてごく簡単に申し上げさせていただきますと、御存じのように、本州と四国を結ぶ三つのルート、これで実は近畿、中国、四国の幹線道路が一体化する、その結果、広域の西日本経済圏を成り立たせている、いわば動脈のような役割を果たしていると思うわけです。
それはなぜ本社が移ったかというと、結局は、戦前は大阪が西日本経済圏の中心でございました。西日本経済圏の中心としての大阪ということがなぜ必要だったかというと、交通の時間が非常にかかる、交通のコストがかかる。それで、九州から東京まで行くのは片道で二十四時間かかる。大阪ならば半日で済む。
これはどうしてかというと、大阪は高度成長の初期までは西日本経済圏の中心でありました。その理由はなぜかというと、結局は、九州から東京まで行くというのは、例えば私の子供のころでも十八時間かかった。そうして必ず夜行で行かなければいけない。そういうときに、大阪ならば八時間で済む。夜行で行ったとすると、もう翌日仕事をしてまた夜行で帰ってくれば日にちがむだにならない、そういうことがありました。
本州四国連絡架橋に関係ある四国四百万人、中国側三県八百五十万人の十五年に及ぶ長い年月の悲願をかなえ、西日本経済圏の発展と繁栄につながる三ルート同時着工の決断をば佐藤総理に心から期待し、関係各大臣の明確な御答弁を求めて、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣佐藤榮作君登壇、拍手〕
さらにまた、広域的見地に立ってみれば、これにより阪神、瀬戸内等と直結して、いわゆる西日本経済圏の一翼をになうとともに、他方、大陸、東南アジア交易の拠点としての本地方の地位的優位性を十分に活用し得ると思うのであります。 叙上の観点に立って、地元関係住民の間にも本自動車道の建設要望がほらはいとして高まってまいりました。
さらにまた、広域的見地に立って見れば、これより阪神、瀬戸内等と直結して、いわゆる西日本経済圏の一翼をになうとともに、他方、大陸、東南アジア交易の拠点としての本地方の地位的優位性を十分に注用し得ると思うのであります。 叙上の観点に立って地元関係住民の間にも本自動車道の建設要望がほうはいとして高まってまいりました。
がしかし、ここに私の希望を申し上げますならば、この説明書にもございますように、広域的見地に立ってみれば、これより阪神、瀬戸内と直結して、いわゆる西日本経済圏の一翼をになうということをうたってあります。