2011-05-25 第177回国会 衆議院 外務委員会 第13号
まず、今回、大阪労働局の方から、紹介をしました西成労働福祉センターの方に確認をいたしまして、本年の三月十七日と十九日に、宮城県のトラック運転手の求人に対して二名を職業紹介いたしました。一名が福島第一原発の給水作業、それからもう一人が原発敷地外で水の運搬作業という、いずれも求人時の条件とは違う作業に従事していたということがわかりました。
まず、今回、大阪労働局の方から、紹介をしました西成労働福祉センターの方に確認をいたしまして、本年の三月十七日と十九日に、宮城県のトラック運転手の求人に対して二名を職業紹介いたしました。一名が福島第一原発の給水作業、それからもう一人が原発敷地外で水の運搬作業という、いずれも求人時の条件とは違う作業に従事していたということがわかりました。
それから、そもそも、あいりん職安というものが、財団法人の西成労働福祉センターという形で、本来の仕事の紹介業務をやっていない。だから、手配師のピンはねなんかが横行している、募集されてもどこに行くかわからない、このような実態になっているという構造的な問題も指摘をさせていただいて、質問を終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。
○政府参考人(黒羽亮輔君) 大阪労働局から本件の職業紹介を行いました西成労働福祉センターに確認いたしました結果、紹介を受けた二名につきまして、いずれも求人時に示された条件と異なる作業に従事されていたということが判明したということでございますが、本件につきましては引き続き調査を続けているところでございます。
○副大臣(小宮山洋子君) これは、大阪労働局から大阪府に確認をしました結果、今年三月十七日及び十九日に、西成労働福祉センターが、今御質問のあった運転手の求人に対して二名を職業紹介し、そのうち一名が就業条件と異なる東京電力福島第一原子力発電所での給水作業に従事させられていたということが判明をいたしました。もう一名についてはまだ確認中です。
○澤田政府参考人 あいりん地区におきます日雇い労働者の職業紹介につきましては、先生御指摘のように、昭和三十七年より、財団法人の西成労働福祉センターが無料職業紹介の許可を得て行っておりまして、あいりん労働公共職業安定所におきましては、雇用保険の日雇い給付の支給業務とか、求人者の雇用管理指導業務等を行っているところであります。
○澤田政府参考人 あいりん総合センターという施設の中に、職業安定所と、財団法人の西成労働福祉センターが一緒に入っております。
日本でホームレスが急増したのはバブル崩壊後の九〇年代不況の始まりからでありますが、実は、大阪のあいりん地区、西成の状況で見てみましても、これは大臣に見てもらえるように本当はもっと拡大したものを持ってきたらよかったのですが、西成労働福祉センターのデータでは、日雇い(現金)求人数の推移というのが、八九年をピークにして、ここからバブル崩壊後どんと半分に減るのですね。現在、四分の一なんです。
それから、御承知のあいりん地区の中に労働省の公共職安がある、一方で大阪府の外郭団体である西成労働福祉センターがある、こういうことですよね。
あとの半分は細々ながら安定所あるいは公益法人としての西成労働福祉センター、こういった手を通じて就労配置がなされておるわけでございますが、あとの半分について、これを放置するわけにいかぬじゃないか、特に大阪地区は、万博を控えてこの問題を真剣に考えなければいかぬということから、今年度の予算におきましては、釜ケ崎地区にマンモス安定所を設置して五千人ぐらいの紹介、就労配置は可能であるという施設をつくろう、同時